【消費税がかかります】ロレックスを海外の正規店で買う手順|保証・税関・購入制限を調べました

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- 型:ハウツー・手順型。直近3本は 2257 値上げしすぎなのか(意見・本音型)/2244 購入制限を2本に当てはめた(ハウツー寄りの解説)/2250 修理はどこに出すか(ハウツー型)。直前が意見型なので計算型と意見型を避けました
- 狙ったキーワード:「ロレックス 海外 購入」(関連:「ロレックス 税関」「ロレックス 海外 保証」「ロレックス 免税」)。ラッコキーワードはChromeでページが表示されず使えなかったため、月間検索数・難易度は未確認です。手順書Bの未着手リスト「海外の正規店で買う場合(免税、関税、保証)」から選びました。Search Consoleではロレックス系が「ロレックスマラソン あほらしい」(395回・8.1位・29日)などマラソン系に集中しており、この切り口のクエリはまだ出ていません
- 字数の目安:見出し抽出が取れなかったので手順書の既定どおり5,000〜6,000字を目安にしました。落とした論点は「国ごとの具体的な価格差」と「国別の付加価値税の還付率」です。数字が国と時期でずれるので、一般論にとどめています
- 要確認:2244の記事にある「海外の正規店は候補から外した」を、2本目を探していたころの話として導入に使いました。時期の書き方がずれていたら直してください
- 要確認:「海外で買った1本が日本の購入制限に数えられるか」は、公式にも税関にも書かれておらず、確かめられませんでした。本文では「日本の店員さんに聞くしかない」としています。店員さんから説明を受けた内容があれば差し替えてください
- 要確認:海外旅行にロレックスを着けて行ったことがあるかどうかは既存記事から確認できなかったので、本文では「着けていくなら」という仮定の書き方にしています。経験があれば体験に書き換えてください
- 写真をお願いします:「出国前にやっておくこと」の見出し下に、保証書(ギャランティカード)を箱から出した写真があると、店名と日付の話が伝わりやすくなります。番号や名前はぼかしてください
- 画像について:本文の図解は差し替え前の版(ID 2292〜2294)もメディアライブラリに残っています。使っていないので、不要なら削除してください
2本目を探していたころ、海外の正規店で買う手も一度は考えました。国内の正規店は通っても在庫が出てこないし、旅行のついでに買えるなら楽だろうと思ったからです。
結論から書くと、自分は候補から外しました。調べてみると、ロレックスの保証は海外で買っても国内と同じ5年の国際保証で、そこは心配いりませんでした。引っかかったのは税金と手間のほうです。海外で買ったロレックスは、日本に持ち帰るときに税関で消費税等がかかります。
ロレックスを海外の正規店で買うなら、出国前から帰国後まで何をすればいいのか。調べた順に書いておきます。自分が実際に海外で買ったわけではないので、手順は税関とロレックス公式の案内を元にしています。
- 海外の正規店で買っても保証は5年の国際保証のまま
- 帰国時にかかる税金の計算(購入価格×0.6×10%)
- 20万円の免税枠がロレックスには効かない理由
- 出国前に出しておく「外国製品の持出し届」
- 海外で買った1本と、国内の購入制限・修理の関係

海外の正規店で買っても、保証は国内と同じです
まず一番気になっていた保証の話からです。ロレックスの公式FAQには、正規品販売店が「5年間の国際保証を発行します」と書かれています。国際保証なので、買った国に関係なく、日本の正規品販売店やサービスセンターでも保証の手続きができます。
修理の窓口については、以前ロレックスの修理はどこに出すかを調べたときに、正規の窓口が2種類あること、旅行先で壊れたらその国の正規窓口に持ち込めることを書きました。逆向きも同じで、海外で買った時計を日本の窓口に持ち込めます。
気をつけたいのは「正規店で買ったこと」が保証の前提になっている点です。旅行先で見かけた時計店が正規販売店かどうかは、ロレックス公式サイトの販売店検索で国を切り替えて確認できます。看板にロレックスの文字があっても、正規販売店とは限りません。

ここが崩れると話が全部変わるので、最初に確かめました。保証が同じなら、あとはお金と手間の比較だけです。
帰国するとき、ロレックスにはいくら税金がかかるのか
ここが一番ややこしかったところです。税関の案内を読んで、ようやく整理できました。
20万円の免税枠は、ロレックスには効きません
海外旅行のお土産には「海外市価の合計20万円まで免税」という枠があります。これを当てにしていたのですが、税関の説明には続きがありました。1個で20万円を超える品物は、その全額が課税の対象になります。税関のページでは25万円のバッグを例に、25万円全部に税金がかかると書かれています。
ロレックスで20万円を下回るモデルはありません。つまり免税枠から20万円を差し引いてもらえる、という期待はしないほうがいいです。
計算は「購入価格×0.6×10%」です
次に税率です。腕時計は関税がかからない品目で、かかるのは消費税と地方消費税(合わせて10%)だけです。しかも課税の元になる金額は購入価格そのものではなく、海外での小売価格に0.6を掛けた金額になります。旅行者が持ち帰る品物には、この計算が使われます。
たとえば海外で150万円(円換算)の時計を買った場合は、150万円×0.6=90万円が課税価格で、その10%の約9万円を税関で払います。円換算は税関の公示レートで行われるので、カードの明細と1円単位では合いません。

購入価格から見ると実質6%です。国内の正規店の価格は消費税10%込みなので、税の重さだけを比べれば海外のほうが軽くなります。ただ、これはあくまで日本側の税金の話で、現地で払った税が戻るかどうかで結果がひっくり返ります。それは次の章で書きます。
腕に着けて帰っても、申告は要ります
税関の案内では、日本に入国する人は全員「携帯品・別送品申告書」を出すことになっています。海外で買った時計は、箱に入れていても腕に着けていても、買った物であることに変わりはありません。
着けていれば分からないだろう、という考えは通りません。申告せずに持ち込んで後から分かった場合、本来の税金に加えて加算税がかかる仕組みが税関のサイトで案内されています。払うものは同じなので、最初から申告書に書くほうが話が早いです。
税金はカードでも払えます
9万円を現金で用意して帰ってくるのは気が重いと思っていたのですが、税関はキャッシュレスでの納付にも対応しています。案内に載っているのは、スマートフォン決済アプリ、クレジットカード、インターネットバンキングの3つです。
ただし使える空港や手順は税関のページで個別に案内されているので、帰りの空港が対応しているかは出発前に見ておいたほうがいいです。
現地で払う税は、戻ってくる国と戻らない国があります
海外の店頭価格には、たいていその国の付加価値税が入っています。旅行者がこの税の払い戻しを受けられる制度を持つ国もあれば、持たない国もあります。
払い戻しがある国でも、条件は国ごとに違います。最低購入額、購入時に店で書類を作ってもらうこと、出国時に空港で手続きすること、代行業者の手数料が引かれること。このあたりは国の制度なので、行く国が決まったらその国の案内を確認するしかありません。
ここで押さえておきたいのは、現地の税が戻らない国で買うと、現地の税と日本の消費税等を二重に払う形になることです。海外のほうが安く見えても、帰国時の約6%を足すと国内とほとんど変わらない、ということは十分ありえます。

ここは調べても国ごとに違いすぎて、記事に数字を並べるのはやめました。行く国が決まってから計算し直すのが一番確実です。
出国前にやっておくこと

自分のロレックスを着けていくなら「外国製品の持出し届」を出す
これは調べるまで知りませんでした。ロレックスはスイス製なので、日本で買った物でも税関から見ると「外国製品」です。そのまま着けて出国して帰ってくると、海外で買った物と区別がつきません。
税関には「外国製品の持出し届」という手続きがあり、出国前に品名や数量、特徴を書いて現品と一緒に見せておけば、帰国時にその品物に税金はかかりません。対象として時計、ネックレス、指輪が例に挙がっています。
注意点は2つあります。スーツケースに入れて預ける場合は、航空会社に荷物を預ける前に税関の確認を受ける必要があること。それと、届は帰国時にも出すので、旅行中になくさないように保管しておくことです。
「海外でもう1本買うつもりで、今の1本を着けていく」という人は、ここを飛ばすと帰りに説明が面倒になります。保証書のコピーを持っていく手もありますが、税関の正式な手続きはこちらです。
カードの利用枠を確認しておく
ロレックスの支払い方法はカードか現金かの記事で、150万円の決済だと高還元のカードほど枠が足りないことを書きました。海外でも話は同じで、むしろ厳しくなります。
海外での支払いは外貨建てになり、円換算はカード会社のレートで決まります。さらに海外利用分には事務手数料が乗るカードが多いです。率はカード会社ごとに違うので、自分のカードの規約で確認してください。現地のレジで枠が足りないと分かっても、日本にいるときのように翌日出直すことはできません。
行き先の正規店を公式サイトで調べておく
ロレックス公式サイトの販売店検索は、国を切り替えて使えます。営業時間や電話番号もそこで分かります。国ごとの価格を比べたいときも、公式サイトの表示国を切り替えて見るのが早いです(国によっては表示されないこともあります)。
現地の正規店で確かめること
在庫が出るかどうかは、国内と同じで読めません
海外のほうが買いやすいという話はよく聞きます。ただ、自分は海外の正規店に行っていないので、本当にそうなのかは確かめられていません。人気モデルの扱いは店ごとに違うはずで、旅行の日程で行ける1〜2回の来店で希望のモデルに出会える保証はありません。
国内でマラソンをしていたときも、同じ店に何度か通ってようやく、というのが普通でした。旅行先の短い滞在だと、その「何度か」が取れません。
保証書の店名と日付を、その場で見る
買えたときに確認するのは、保証書(ギャランティカード)に販売店名と購入日が入っていることです。公式の保証は「正規品販売店で販売されたこと」が条件で、日付は保証期間の起点になります。保証書の扱いはロレックスの付属品は何を残せばいいのかにまとめていますが、保証書は再発行ができません。帰りの荷物の中で、時計本体と同じくらい大事に扱ってください。
免税の書類も、このとき店で作ってもらいます。あとから作ってもらうのは難しいので、払い戻しがある国なら会計のときに頼みます。
日本の購入制限とどう関係するか
国内の正規店には購入制限があり、全モデル6カ月、同じ品番は1年といったルールを身分証と本人名義のカードで管理しています。内容はロレックスの購入制限を2本に当てはめた記事に書きました。その記事の中でも、海外の正規店は「渡航費や税の手続きが増えるので候補から外した」と書いています。
分からなかったのは、海外で買った1本が、日本の購入制限の期間に数えられるかどうかです。公式サイトにも税関の案内にも書かれていませんでした。海外で買ったあとに国内でもう1本狙うつもりなら、国内の店員さんに直接聞くのが確実だと思います。
帰国してからのオーバーホールと修理
国際保証なので、保証期間の5年以内に通常の使い方で起きた不具合は、日本の正規窓口で受け付けてもらえます。保証期間が終わったあとのオーバーホールも、国内の正規窓口に出せます。
窓口に持っていくときは、保証書を一緒に出します。海外の店名が入った保証書でも扱いは同じです。自分の2本はまだオーバーホールに出したことがないので、海外で買った個体を窓口に出した経験は書けませんが、手順は国内で買った物と変わりません。
旅行中に盗まれたら、家財保険は使えません
海外で時計を買うと、帰国までの数日は高額品を持ち歩くことになります。ロレックスに保険は必要かを調べたとき、家財保険は外に持ち出した時計を補償しないことを確認しました。カードや自動車保険に付けられる携行品損害の特約は、限度額が年間30万円あたりのものが多く、ロレックスの価格には届きません。
自分は保険をかけず、自宅の置き場所を変える対応をとっています。ただ、それは家の中の話です。旅行先のホテルに置いて出かけるなら、セーフティボックスに入れる、着けたまま行動する、といった自衛しかありません。旅行に合わせて高額品の保険を検討するなら、出発前に申し込む必要があります。

買えた日の夜にホテルで箱を眺めるところまで想像して、そこで不安になりました。自分には向いていない買い方だなと思った瞬間です。
自分が海外の正規店を候補から外した理由
最後に、自分がやめた理由を書いておきます。
一番は、急ぐ理由がなかったことです。国内で通い続ければ買える見込みはあって、実際に2本目は2025年1月に国内の正規店で買えました。わざわざ渡航費をかけて、在庫があるか分からない店に行く意味が見つかりませんでした。
もう一つは、税の計算が国によって変わりすぎることです。帰国時の約6%は確実にかかる一方で、現地の税が戻るかどうかは国次第です。為替とカードの手数料も動きます。「海外のほうが安い」が成り立つのは、現地の税が戻る国で、為替が円高に振れているときくらいだと思います。
逆に、仕事や旅行でもともとその国に行く予定がある人なら、話は変わります。渡航費が0円として計算できるので、正規店に1回寄ってみる価値はあります。
まとめ:保証は同じで、税関で約6%払う前提です
ロレックスを海外の正規店で買っても、保証は国内と同じ5年の国際保証で、修理やオーバーホールも日本の正規窓口に出せます。違うのは税と手間です。
帰国時には、購入価格×0.6×10%の消費税等がかかります。1個で20万円を超えるので免税枠は使えず、腕に着けて帰っても申告が要ります。出国前の持出し届、カードの枠、現地での保証書と免税書類の確認。この3つを押さえておけば、帰りの空港で慌てることはないはずです。
もし行く国が決まっているなら、最初にやることは1つです。その国の付加価値税が旅行者に戻るかどうかを調べてください。戻らない国なら、国内で通うほうが安く済むことが多いです。









