【ロレックス保険は不要】ロレックスに保険は必要か|家財保険で補償されるかを調べた

グリーンサブを迎えてから、ずっと後回しにしていたことがあります。保険です。
バイクのほうは盗難対策で1本記事を書くくらい考えたのに、時計は箱に入れて置いてあるだけでした。守り方を考えていたのはバイクだけで、金額が大きいほうは無防備なままだったということになります。
気になって、家財の火災保険で腕時計がどう扱われるのかを調べてみました。結論から書きます。いまのところ、時計のために追加の保険には入っていません。入らないと決めたというより、入る前に確認しないといけないことが手前にいくつもあった、という言い方のほうが近いです。
- ロレックスが火災保険の「家財」で補償されるかを確認する順番
- 30万円を超えると出てくる「明記物件」が、腕時計に当てはまるのかどうか
- 外に着けて出たときに効く保険と、そこにある落とし穴
- 保険を検討した方がいい人と、いまは要らない人の線引き

結論:まず見るのは保険選びではなく、いま入っている火災保険の中身です
高い時計を買うと「専用の保険に入るべきか」という考え方に行きがちですが、順番が逆でした。すでに火災保険を持っている人がほとんどで、そこに家財の補償が付いているかどうかで話がまるごと変わります。賃貸なら入居時にセットで入っている火災保険、持ち家なら住宅ローンと一緒に入ったものです。
自分が最初に勘違いしていたのはここでした。「30万円を超える物は明記物件だから、うちの保険では時計は無理だ」と早合点していたんです。調べていくと、そこまで単純ではありませんでした。

保険の話は用語が固くて読む気が失せるんですが、ここだけは1回読んでおくと後で助かります
家財保険で時計が補償されるかは、思ったより手前でつまずきます
「建物のみ」の契約だと、時計は1円も出ません
火災保険は「建物」と「家財」を別々に契約します。建物のみで契約していると、部屋の中の物が盗まれても対象外です。証券の1ページ目に「家財 ○○万円」と書いてあるかどうかで、まずここが決まります。
家財に「盗難」が入っているか
家財を付けていても、補償の範囲は商品によって違います。火災と落雷だけの薄いプランもあれば、盗難や水濡れまで含む厚いプランもあります。時計で心配なのは火事より盗難のほうなので、「盗難」の欄にチェックが入っているかを見てください。
腕時計は「明記物件」に当たるのか
ここが一番ややこしいところでした。約款には、1個または1組の価額が30万円を超える貴金属・宝石・書画・骨董などは、契約時に申告して保険証券に明記しないと補償の対象にならない、という定めがあります。これが明記物件です。
では200万円の時計はどうかというと、宝石が付いていないステンレスの実用時計は、貴金属や宝石には当たらないと扱われることが多いようです。ダイヤやゴールドの装飾があるモデルだと該当する可能性が出てきます。ただしここは保険会社と商品で判断が分かれるところで、「たぶん大丈夫だろう」で放置すると、盗まれてから初めて対象外だと知ることになります。


自分の場合、ここまで確認して「時計のための保険」の話にすらまだ入っていませんでした
外に着けて出た瞬間、家財保険の外に出ます
家財の補償は、基本的に自宅にある物が対象です。腕に着けて出かけている時計は家財ではなくなります。つまり街で引ったくられた場合、家財の火災保険では対応できません。
ここを埋めるのが、自動車保険やクレジットカードの付帯で付けられる携行品損害の特約です。身の回り品を持ち歩いている最中の破損や盗難を補償するもので、限度額は年間30万円、免責3,000円あたりが目安になります。ロレックスの価格を考えると、この時点で全額は望めません。
さらに厄介なのが2つあります。ひとつは、時計やカメラのような品目に個別の上限(1品10万円など)を置いている商品があること。もうひとつは「置き忘れ」と「紛失」が対象外だということです。外していてどこかに置いてきた、という一番ありそうな失い方が、まるごと外れます。
高額な時計そのものに保険をかける方法もあります
動産総合保険という枠組みがあり、特定の物を指定して、家の中でも外でも偶然の事故を広く補償する形が取れます。時計や宝飾品を扱う保険代理店が窓口になっていることが多いです。
見積もりまでは取っていないので保険料は書けませんが、評価額を決めて、鑑定書や購入時の保証書、シリアルの控えを求められるのが一般的です。保証書と箱を捨てていないかどうかが、そのまま入れるかどうかに効いてきます。
自宅の置き場所を変えるのが先でした
調べ終わって思ったのは、保険は最後の手段だということです。以前に書いたバイクの盗難対策はどこまで必要かという記事でも同じ結論になっていて、出先より自宅のほうが危ないという統計が出てきました。
時計も同じで、寝室のいつもの場所に箱ごと置いてある状態は、入られたときに真っ先に持っていかれる置き方です。保険料を払う前に、置き場所を変える、鍵のかかる場所に移す、購入時の保証書とシリアルを別の場所に控えておく。ここまでは今日中に無料でできます。

保険に入っても盗まれた事実は消えないので、盗まれない工夫のほうを先にやることにしました
まとめ
ロレックスに保険が必要かどうかは、時計の値段ではなく使い方で決まりました。自宅にある時間が長いなら、いま入っている火災保険の家財と盗難の欄を確認するだけで足ります。毎日腕に着けて出るなら、家財保険の外側を埋める手段を考える価値があります。
自分は前者だったので、保険料を払う代わりに保管場所を見直すところから始めました。維持費の話でいうと、オーバーホールをまだ出していない件も宙に浮いたままです。買ったあとに考えることが、思っていたより多かったです。
まずは保険証券を出してきて、「家財」と「盗難」の2語があるかを見てみてください。保証対象の金額によっては入る必要性がないかもしれないですね。








