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【日付が欲しくてデイトにしました】サブマリーナーのデイトとノンデイトの違い|止まったときの手間と定価の差を見比べました

サブマリーナーのデイトとノンデイトの違いを見比べた記事のアイキャッチ
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1本目のロレックスにサブマリーナーを選んだとき、最後に決めたのは日付を付けるかどうかでした。サブマリーナーには、日付のないノンデイト(124060)と、日付のあるデイト(126610LN・126610LV)があります。自分は日付が欲しかったので、デイトの緑、126610LVを狙って買いました。

買ったあとに、ノンデイトと何が違ったのかを公式の仕様で並べ直してみました。違うのは日付の窓、中の機械の番号、リューズの位置、値段の4つだけでした。ケースの大きさも防水も、パワーリザーブも同じです。この記事は、その差が毎日の使い勝手でどう効いてくるかを、デイトを2年近く着けている側から書いたものです。

この記事でわかること
  • サブマリーナーのデイトとノンデイトで、公式の仕様が違うところと同じところ
  • 止まったときの合わせ方が、デイトだと1手順増える話
  • 定価の差(2026年は黒どうしで18万8,100円)と、色や素材の選択肢の差
  • 中古で探すときに、型番の数字で世代を見分ける方法
  • デイトが向いている人、ノンデイトが向いている人
サブマリーナーのデイトとノンデイトの違いを公式の仕様で比べた表。違うのは日付表示・キャリバー・リューズの位置・定価
仕様で違うのは上の5行(型番を含む)。下の7行は同じ書き方でした
本記事の内容
  1. 先に結論:迷ったら、日付を毎日見るかどうかだけで決めていいと思います
  2. 公式の仕様を並べると、同じところのほうが多いです
  3. 日付があると、止まったときの合わせ方が1手順増えます
  4. リューズを触る回数が増えるぶん、ねじ込み忘れに気をつけます
  5. 日付の窓とサイクロップレンズで、文字盤の印象が変わります
  6. もともとのサブマリーナーは、日付のない時計でした
  7. 定価の差は、黒どうしで18万8,100円でした
  8. 色や素材を選びたいなら、選択肢があるのはデイトのほうです
  9. 中古で探すときは、型番の数字で世代を見分けます
  10. オーバーホールの費用は、日付で変わるのか
  11. ノンデイトは地味なのか、と聞かれたら
  12. 売るときと買うときの話:リセールと購入制限
  13. 試着で確かめておきたいこと
  14. 1本目か、2本目以降かで答えが変わります
  15. デイトが向いている人、ノンデイトが向いている人
  16. まとめ
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先に結論:迷ったら、日付を毎日見るかどうかだけで決めていいと思います

結論から書きます。サブマリーナーのデイトとノンデイトは、日付があるかないか以外はほぼ同じ時計です。どちらも直径41mmで、防水は300m、パワーリザーブは約70時間、精度は日差-2〜+2秒。ベゼルもブレスも夜光も、公式の仕様欄では同じ言葉で書かれていました。

なので選ぶ基準は1つで足ります。日付を毎日見るなら、デイトです。腕時計で日付を見る習慣がないなら、ノンデイトのほうがすっきりしていて、定価も安く済みます。

自分はデイトを選びました。理由は単純で、日付が欲しかったからです。回転ベゼルの見た目が好きだったことも大きいです。そのときはケース径も機械の番号も、ほとんど気にしていませんでした。選んだ経緯はグリーンサブ(126610LV)のレビューに書いています。

ちゅけ
ちゅけ

仕様表を並べてみて、違いの少なさに驚きました。買う前に知っていたら、もう少し悩んだかもしれません

公式の仕様を並べると、同じところのほうが多いです

ロレックスの公式サイトで、ノンデイトの124060とデイトの126610LNの仕様欄を開いて、上から順に見比べました。

違うのは日付表示とキャリバーの番号

仕様欄で書き方が違ったのは、ほぼ2か所です。ひとつは機能の欄で、デイトには「瞬時に切り替わる日付表示」と、日付窓の上のサイクロップレンズが書かれています。ノンデイトの機能は時・分・秒の表示と、秒針を止めて時刻を合わせる機能だけです。

もうひとつがキャリバー、つまり中の機械の番号です。ノンデイトは3230、デイトは3235。末尾の数字は違いますが、どちらもロレックスの自社製で、パワーリザーブは約70時間、ケースに入れたあとの精度は日差-2〜+2秒と、同じ数字が並んでいます。3235に日付の機構が付いたもの、と考えると分かりやすいです。

日付は、深夜0時前後に一瞬で切り替わります

デイトの仕様欄には、日付が「瞬時に切り替わる」と書かれています。日付の数字がじわじわ動くのではなく、0時前後でぱっと次の日に変わる仕組みです。リューズで日付だけを早送りする機能も付いていて、時刻を何周も回さずに日付を合わせられます。

この早送りは時計回りにしか効きません。逆に回して1日戻す、ということはできないので、行きすぎたら1か月ぶん回し直すことになります。日付を合わせるときは、1日手前で止めて時刻で送るほうが失敗しにくいです。

ケース・防水・ベゼル・ブレスは同じ言葉で書かれていました

同じだったところを並べておきます。

  • ケース:オイスタースチール、直径41mm、ねじ込み式の裏蓋とリューズ
  • 防水:300m
  • ベゼル:60分目盛りの逆回転防止、黒のセラクロム(セラミック)
  • ブレスと留め金:オイスターブレス、オイスターロック、グライドロック
  • 夜光:クロマライト(青く長く光る)
  • 風防:サファイアクリスタル

グライドロックは、工具なしで留め金の中のブレスを少しずつ伸び縮みさせられる仕組みです。その日の手首に合わせて長さを変えられるので、グリーンサブで気に入っているところのひとつです。これもデイトとノンデイトで共通です。ケースの厚みと重さは、どちらも公式の仕様欄に数字がありませんでした。日付の機構があるぶん違いが出そうですが、ここは公式の資料では確かめられていません。気になる人は、正規店で両方を腕に乗せてもらうのが確実です。ケースのサイズを公式でどこまで確かめられるかはロレックスのケースサイズはどこでわかるかにまとめました。

日付があると、止まったときの合わせ方が1手順増えます

毎日の使い勝手でいちばん差が出るのは、時計が止まったあとです。サブマリーナーは日本語の取扱説明書(ユーザーガイド)が1冊で、ノンデイトとデイトの両方を説明しています。読むと、リューズを引き出す段数が、ノンデイトは2つ、デイトは3つになっていました。

サブマリーナーのノンデイトとデイトのリューズ位置の違い。デイトは日付合わせの位置が1段多い
デイトは、日付を合わせる位置が1段増えます

ノンデイトは、時刻を合わせるだけです

ノンデイトの手順は短いです。リューズのねじ込みをゆるめて巻き上げ、1段引き出して時刻を合わせ、押し込んでねじ込みます。引き出した位置で秒針が止まるので、時報に合わせて秒まで揃えられます。

デイトは、日付を先に、そのあと時刻です

デイトは、1段目の位置が日付合わせになります。リューズを時計回りに回すと日付が1日ずつ進み、反対に回しても日付は変わりません。日付を合わせたら、もう1段引き出して時刻を合わせます。

ここでひとつ気をつけるのが午前と午後です。ユーザーガイドには、時針を一度12時まで進めて、日付が切り替わったら深夜0時だと分かる、という確かめ方が書かれています。これをやらないと、昼の12時に日付が切り替わる時計になってしまいます。ノンデイトにはこの確認がありません。日付がないので、午前でも午後でも見た目は同じだからです。

日付を合わせてはいけない時間帯があるのかも気になって調べました。現行の3235の世代は気にしなくていい、というのが自分の結論です。詳しくはロレックスの日付変更禁止時間が要るモデル・要らないモデルに書いています。

2本を交互に着けていると、これが地味に効きます

自分はグリーンサブとカフェオレ(GMTマスターII)の2本を持っていて、どちらも日付があります。パワーリザーブが約70時間なので、片方を3日ほど着け続けると、もう片方は止まります。止まったほうを着けるたびに、日付と時刻を合わせ直すことになります。

1回あたりは1分もかかりません。それでも、急いでいる朝に日付を何日ぶんも回すのは少し面倒です。月末をまたぐと30日と31日の扱いも気にすることになります。ノンデイトなら、時刻だけで済みます。ワインディングマシーンを買うかどうかも考えましたが、結局買っていません。その判断はロレックスにワインディングマシーンは必要かに書きました。

ちゅけ
ちゅけ

1本だけを毎日着けるなら止まらないので、この手間はほぼありません。2本目を考え始めると、日付の有無が急に気になってきます

リューズを触る回数が増えるぶん、ねじ込み忘れに気をつけます

防水はどちらも300mで、リューズはねじ込み式の三重防水(トリプロック)です。ここは同じなのですが、使い方で差が出るところがあります。デイトは止まるたびに日付も合わせるので、リューズを引き出す回数がノンデイトより多くなります。

ユーザーガイドには、リューズを操作したあとは必ず最後までねじ込むこと、ねじ込むときは位置1まで戻してから押し込みながら時計回りに回すこと、水の中でリューズを触らないことが書かれています。防水が効くのは、リューズを最後までねじ込んだ状態のときだけです。

自分はキャンプで雨に当たったり、手を洗うときに水がかかったりする前提でサブマリーナーを選びました。なので、日付を合わせたあとは、ねじ込みきったかを指で軽く確かめてから腕に戻すようにしています。手間というほどではありませんが、ノンデイトより1回ぶん多い確認です。

手巻きの回数と精度は同じです

止まったときの手巻きは、どちらも「少なくとも25回転以上」とユーザーガイドに書かれています。精度も同じ日差-2〜+2秒なので、日付があるから狂いやすい、ということは公式の数字からは読み取れません。

ちゅけ
ちゅけ

日付を合わせたあとのねじ込みだけは、毎回指で確かめるようにしています。ここを忘れると300mの意味がなくなるので

日付の窓とサイクロップレンズで、文字盤の印象が変わります

見た目の差は、3時の位置にほぼ集まっています。デイトは3時のアワーマーカーの代わりに日付の窓があり、その上の風防に小さな凸レンズ(サイクロップレンズ)が付いています。ノンデイトは3時にも他と同じ夜光のマーカーが入っていて、文字盤が上下左右でそろって見えます。

サイクロップレンズについて、ロレックスの公式サイトには、日付を読みやすくするために1953年に取り入れたと書かれていました。倍率の数字は、そのページには載っていませんでした。

風防の上が少し盛り上がります

レンズは風防の上に乗っているので、横から見るとそこだけ少し出っ張ります。拭くときは、レンズの縁まで布を当てるようにしています。ノンデイトは風防が平らなので、この部分の手入れはありません。

どちらが格好いいかは、好みで決めていいと思います

見た目の話は、正直に言えば好みです。自分は、回転ベゼルと日付のレンズがそろった顔が「サブマリーナーらしい」と思って選びました。逆に、左右対称の文字盤のほうが道具らしくて好き、という感覚もよく分かります。ここは数字で決められないので、写真ではなく実物を見て決めるのがいちばんです。

もともとのサブマリーナーは、日付のない時計でした

公式サイトのサブマリーナーのページには、1953年に水深100mまでの防水を備えたロレックス初のダイバーズウォッチとして発表されたことが書かれています。日付の付いたサブマリーナー デイトが出たのは1969年です。サブマリーナーは、16年ほど日付のない時計として売られていたことになります。

潜水の道具として考えると、日付がなくても困りません。水の中で必要なのは、潜った時間を測る回転ベゼルと、暗いところでも読める針と目盛りです。ノンデイトのほうが原型に近い、と言われる理由はここにあると思います。

ロレックス全体で見ても、日付のないモデルは珍しくありません。オイスター パーペチュアル、エクスプローラー、エアキング、それにクロノグラフのデイトナにも日付の窓はありません。日付のない時計を選ぶのは、ロレックスの中ではごく普通の選び方です。サブマリーナーの場合は、同じ顔のまま日付ありとなしの両方が並んでいるので、迷いやすいのだと思います。

一方で、いまサブマリーナーを買う人の多くは、海に潜るためではなく、ふだんの腕時計として着けているはずです。自分もそうで、回転ベゼルを潜水時間の計測に使ったことは一度もありません。道具としての正しさで選ぶと、日付は要らないという結論になりやすいです。ふだん使いとして日付を見るかどうかで選んだほうが、あとで不便を感じにくいと思います。

定価の差は、黒どうしで18万8,100円でした

値段の差もはっきりあります。2026年1月の改定後の国内定価は、ノンデイトの124060が1,494,900円、デイトの黒126610LNが1,683,000円、緑の126610LVが1,764,400円です。2026年6月の改定では、ステンレスのモデルは据え置きでした。

サブマリーナー ノンデイト124060とデイト126610LN・126610LVの国内定価の比較(2025年と2026年)
ノンデイトとデイトの定価(2025年と2026年1月〜)

同じ黒どうしで比べると、日付が付くぶん18万8,100円高くなります。割合にすると約12.6%です。緑のLVはさらに8万1,400円上で、ノンデイトとの差は26万9,500円になります。

2025年の定価で同じ計算をすると、ノンデイト1,400,300円とデイト黒1,570,800円の差は17万500円でした。定価が上がるたびに、差の金額も少しずつ広がっています。自分の1本目は2024年11月に1,555,400円で買っていて、いまの緑の定価とは20万円以上の差があります。

カードの利用枠も、日付のぶん余裕を見ておきます

正規店での支払いは、本人名義のクレジットカードが基本です。150万円を超える決済は、ふだんの利用枠では通らないことがあります。ノンデイトの149万円台ならぎりぎり収まっても、デイトの168万円や176万円だと足りない、ということが起こりえます。

在庫が出てきた日に枠が足りないと分かっても、その場では間に合いません。デイトとノンデイトの両方を希望に入れるなら、高いほうのデイトに合わせて枠を確かめておくと安心です。支払いの準備はロレックスの支払い方法はカードか現金かに書きました。

予算を組むなら、デイトにするかどうかで上限が20万円近く動く、と考えておくと楽です。自分は定価に1割を足した額を予算の上限にしていました。このやり方は初めてのロレックスの選び方に書いています。

色や素材を選びたいなら、選択肢があるのはデイトのほうです

見落としやすいのが、選べる種類の数です。公式サイトのサブマリーナーの一覧を見ると、ノンデイトはステンレスの黒、124060の1種類だけでした。

デイトは、ステンレスだけでも黒の126610LNと緑の126610LVがあります。そのほかに、ステンレスとイエローゴールドのコンビや、ホワイトゴールド・イエローゴールドのモデルも出ています。青い文字盤や、金を使ったサブマリーナーが欲しいなら、自動的にデイトになります。

自分が緑を選んだのは、キャンプが趣味で、木や森と同じ色の時計が欲しかったからです。緑のサブマリーナーが欲しい時点で、ノンデイトという選択肢はありませんでした。日付が欲しいかどうかより先に、色で決まっていたことになります。

ちゅけ
ちゅけ

「日付は要らないけど緑がいい」という人は、ここで少し悩むことになると思います。いまの公式のラインナップでは両方は選べません

中古で探すときは、型番の数字で世代を見分けます

中古店や買取店の値段を見ると、同じサブマリーナーでも型番がいくつも並んでいます。ノンデイトとデイトは、それぞれ世代ごとに型番が変わってきました。

サブマリーナーのノンデイトとデイトの型番と世代の対応表
ノンデイトとデイトの主な型番(年代は目安)

いまの型番は、ノンデイトが124060、デイトが126610LN・126610LVです。この世代から直径が41mmになり、キャリバーも3230と3235に変わりました。頭が12で始まる6桁なら、パワーリザーブ約70時間の現行世代です。

ひとつ前の世代は、ノンデイトが114060、デイトが116610LN・116610LVです。直径は40mmで、デイトのキャリバー3135のパワーリザーブは約48時間でした。同じ「サブマリーナー」でも、止まるまでの時間が丸1日近く違います。2本以上を回すつもりなら、ここは値段より大事かもしれません。

ひとつ前のデイト(116610)を選ぶときは、日付の扱いにも気をつけてください。3135の世代は、夜の決まった時間帯に日付を操作しないほうがいいと案内されることが多いモデルです。公式の取扱説明書には記載がないのですが、日付の機構が切り替わる途中でリューズを回すのを避ける、という考え方です。型番ごとの線引きは日付変更禁止時間の記事にまとめています。ノンデイトの114060は日付がないので、この話とは無関係です。

それより前の5桁(14060・14060M・16610など)や4桁(5513・1680など)は、年代によって夜光の素材や風防も変わります。このあたりは中古店ごとに説明が違うので、型番で調べて、保証書の日付で年式を確かめるのが確実です。

中古を買うなら、保証書(ギャランティカード)が付いているかも見てください。いまの保証は購入から5年で、保証書の日付から数えます。なくすと再発行されません。付属品の扱いはロレックスの付属品は何を残せばいいのかにまとめました。

オーバーホールの費用は、日付で変わるのか

日付の機構があるぶん、オーバーホールが高くなるのではと気になりました。ただ、ロレックスの公式サイトには、オーバーホールの料金が載っていません。費用は時計を預けて見積もりを取るまで分からない、という形です。

なので、デイトとノンデイトで何円違うかは、公式の資料では確かめられませんでした。自分は2本ともまだ一度もオーバーホールに出していないので、見積もりの実例も持っていません。部品の数が増えるぶん、交換する部品が出れば差がつく可能性はある、くらいに考えています。ここは実際に出したときに追記するつもりです。出す間隔は日付の有無と関係なく同じ考え方でいいはずで、自分が調べた目安はロレックスのオーバーホール頻度は10年でいいのかに書いています。

ノンデイトは地味なのか、と聞かれたら

「ノンデイトは地味」「デイトのレンズがダサい」という言い方を、店やSNSで見かけることがあります。自分はどちらにも同意していません。違いは日付の窓ひとつなので、離れて見ればどちらもサブマリーナーです。

見た目で後悔するかどうかは、自分が鏡で見て好きかどうかで決まる話だと思っています。他人の評判で選ぶと、あとで自分の好みとずれたときに戻れません。正規店で買った時計は、購入制限があるので気軽に買い直せないからです。

後悔しそうなのは、むしろ機能のほうです。日付を毎日見たいのにノンデイトを選ぶと、毎日少しずつ不便です。日付を見ないのにデイトを選ぶと、止まるたびに合わせる手間だけが残ります。見た目より、こちらのほうが毎日効いてきます。

売るときと買うときの話:リセールと購入制限

買取価格は、調べた日によって動きます

デイトとノンデイトのどちらが高く売れるか、という話もよく見かけます。ただ、買取価格は為替や新作の発表で動くので、ある日の数字で決めるのはおすすめしません。自分は売る予定がありませんが、保険や盗難に備えて、ときどき相場を控えています。調べ方はロレックスの相場の見方に書いた手順のとおりです。

自分の1本目は、定価約155万円に対して、2025年1月の買取価格が255万円でした。これはデイトの緑の数字で、ノンデイトと比べたものではありません。差の大きさはモデルと時期で変わるので、比べるなら同じ日に両方を調べるのが筋だと思います。

購入制限は、品番ごとに数えます

正規店で買うときは、購入制限があります。全モデル共通で、1本買ったら次は6カ月あけるのが土台です。同じ品番をもう一度買うなら1年、指定モデルはさらに長くなります。このルールは、買うときに店員さんから次にいつ買えるかまで説明があります。

サブマリーナーの黒と緑のように、見た目は色違いでも品番が違えば別の品番として数えます。ノンデイトの124060も、デイトとは別の品番です。くわしくはロレックスの購入制限を解説した記事に書きました。

マラソン中は、第二希望にノンデイトを入れる手もあります

自分は1本目のとき、第一希望にGMTマスターII、第二希望にグリーンサブと伝えていました。結果は第二希望のほうが先に出てきて、その場で決めています。第二希望が先に出ると、第一希望は半年以上先に回ります。サブマリーナーなら何でもいいという人は、デイトとノンデイトの両方を希望に入れておくと、出会える回数が増えるはずです。ただ、その場で「やっぱり日付が欲しかった」とならないよう、どちらでも本当にいいのかは先に決めておいてください。

試着で確かめておきたいこと

仕様の数字が同じでも、腕に乗せると気づくことがあります。正規店で試着を頼めたら、次のところを見ておくと迷いが減ると思います。

  • 袖口に当たるかどうか。厚みは公式の数字がないので、ふだんのシャツで確かめるしかありません
  • 日付の窓が、遠目にどう見えるか。腕を下ろした状態で鏡を見ると分かりやすいです
  • グライドロックで長さを変えてみる。ここは両方同じなので、どちらで試しても参考になります
  • ベゼルを回したときの手応え。これも同じ仕組みです

店で在庫を聞くときも、伝え方を決めておくと話が早いです。「サブマリーナーのデイトの緑」のように、日付の有無と色まで言えば、店員さんも在庫を確かめやすくなります。どちらでもいいなら「サブマリーナーなら日付のありなしは問いません」と添えておくと、選択肢が1つ増えます。

自分が仕様を並べて見比べたのは、買ったあとになってからです。1本目のときは日付が欲しい気持ちが先にあって、ケース径もほとんど気にしていませんでした。2本目を選ぶときには、デイトの黒(126610LN)を最後まで候補に残していましたが、緑と着ける場面が分かれないので外しました。その話はロレックスの2本目は何を選ぶかに書いています。

シードゥエラーと迷っている人は、こちらも日付ありの41mmと43mmの違いになります。シードゥエラーとサブマリーナーの違いで、自分のサブと見比べた結果を書きました。

1本目か、2本目以降かで答えが変わります

2本持ってみて分かったのは、日付の要る要らないは、手持ちの時計との組み合わせで変わるということです。1本目なら、日付があるほうが毎日の不便は少ないと思います。腕時計がその1本しかなければ、日付を見る手段も腕時計だけになるからです。

2本目以降は話が変わります。自分の2本はどちらも日付付きなので、1本を着けている間にもう1本が止まると、日付と時刻の両方を合わせ直します。片方がノンデイトなら、止まった側が時刻だけで済む組み合わせも作れます。

たとえば、日付のあるGMTマスターIIを持っている人が2本目にサブマリーナーを考えるなら、ノンデイトのほうが合わせる手間は減ります。逆に、日付のないデイトナやエクスプローラーが1本目なら、2本目は日付付きにすると役割が分かれます。同じ日付付きを2本並べると、止まったほうを合わせる手間も2倍になります。

2本目の選び方は、色・ケース径・機能・着ける場面の4つが1本目とずれているかで考えました。日付の有無も、この「機能」の中に入れておくと判断しやすいです。

デイトが向いている人、ノンデイトが向いている人

ここまでの内容を、自分の使い方に当てはめて線を引くとこうなりました。

デイトが向いている人
  • 腕時計で日付を見る習慣がある
  • 緑や青、金を使ったサブマリーナーが欲しい
  • 回転ベゼルとサイクロップレンズがそろった顔が好き
  • 1本を毎日着けるので、止まって日付を合わせる場面が少ない
ノンデイトのほうがいい人
  • 日付はスマホで見ていて、腕時計では見ない
  • 2本以上を交互に着けるつもりで、止まるたびの日付合わせが面倒
  • 左右対称の文字盤が好き
  • 予算を20万円近く抑えたい

自分は今、3本目にステンレスのデイトナを探しています。デイトナには日付がありません。手持ちの2本に日付があるので、3本目は日付なしでもまったく困らないと思っています。1本目なら日付を優先して、2本目以降は手持ちとの組み合わせで考えます。2本持ってみて、日付の要る要らないは本数で変わるものだと感じています。

まとめ

サブマリーナーのデイトとノンデイトの違いは、日付の窓とサイクロップレンズ、キャリバーの番号(3235と3230)、リューズの段数、それに定価の4つでした。ケース径41mm、防水300m、パワーリザーブ約70時間といった中身は同じです。

なので、迷ったら日付を毎日見るかどうかで決めていいと思います。自分は日付が欲しくてデイトにして、2年近くたった今もそこは後悔していません。気になっているのは、2本を交互に着けると止まるたびに日付を合わせ直す手間のほうです。

これから選ぶ方は、次に正規店に寄ったとき、両方の在庫がなくても「試着だけでも」と頼んでみてください。日付の窓が腕の上でどう見えるかは、写真よりずっと分かりやすいです。

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