【第二希望だったのに一番着けています】グリーンサブ(126610LV)のレビュー|2本持ちが着ける場面と気になるところ

グリーンサブを買ったとき、実は第二希望でした。第一希望はGMTマスターIIのレフティー(126720VTNR)で、グリーンサブは「これが出てきても買う」と決めていた2番目のモデルです。
それがいまは、手持ちの2本のうち、いちばん着けている時計になっています。2本目にGMTマスターIIのカフェオレ(126711CHNR)を買ってからも、それは変わっていません。
ここでは、2024年11月に正規店で買ったサブマリーナー デイト 126610LV、いわゆるグリーンサブについて、どういう時計なのか、自分がどんな日に着けているのか、どこが気になっているのかを書きます。これから買おうか迷っている人が、店に入る前に知っておけることを中心にしました。
- グリーンサブ(126610LV)の仕様と、着けていて関係してくるところ
- 「グリーンサブ」と呼ばれる3つの型番の見分け方
- 緑のベゼルは派手なのか、どんな服や場面に着けているか
- 気になっているところ(スレ傷、止まること、購入制限)
- 定価の動きと、買ったときの値段
- 向いている人と、ほかのモデルを考えたほうがいい人

結論:第二希望で買ったのに、2本のうちいちばん着けています
先に結論を書きます。グリーンサブは、買ってよかったと思っている時計です。2本持ちになっても、着ける日はグリーンサブのほうが多いです。
理由ははっきりしていて、着ける場面が広いからです。キャンプにも休日の外出にも、そのまま着けていけます。ステンレスで防水が300mあり、ブレスも、その日の手首に合わせて伸び縮みさせられます。気を遣う場面が少ない時計です。
一方で、いい面ばかりではありません。ブレスの側面にはスレ傷が入りますし、着けない日が続けば止まります。購入制限の「指定モデル」に入っているので、手放すと同じ品番は5年先まで正規店で買い直せません。このあたりは後半でまとめて書きます。

第二希望だったので、正直「妥協の1本」になるのかなと思っていたんです。実際は逆で、2本目を選ぶときの基準になったのがグリーンサブでした。
グリーンサブ(126610LV)は、どういう時計か
まず基本から書きます。グリーンサブは通称で、ロレックスの公式の名前は「オイスター パーペチュアル サブマリーナー デイト」です。現行の型番は126610LV。サブマリーナーはもともとダイバーズウォッチで、ベゼルを回して潜っている時間を測るためのモデルです。
公式サイトの技術仕様を見ると、ケース径は41mm、素材はオイスタースチールで、防水は300mです。ムーブメントはキャリバー3235で、パワーリザーブは約70時間。ベゼルは一方向にだけ回る60分目盛りで、インサートは緑のセラクロム(セラミック)です。
ブレスはオイスターブレスで、留め金にはグライドロックという延長機構が付いています。精度は、ケースに組み込んだあとの検査で日差-2〜+2秒とされています。自分で日差を測る手順と、この数字の読み方はロレックスの精度を自分で測る手順に書きました。
「グリーンサブ」と呼ばれる型番は3つあります
グリーンサブと呼ばれる時計は、いまの126610LVだけではありません。2003年ごろに出た16610LV、2010年ごろからの116610LV、2020年からの126610LVの3世代があります。

見た目でいちばん分かりやすい違いは文字盤の色です。初代の16610LVと現行の126610LVは文字盤が黒で、2代目の116610LVだけが文字盤まで緑です。ケース径も、現行の126610LVだけが41mmで、前の2世代は40mmです。
中古やフリマで「グリーンサブ」と書かれているものを見ると、この3つが混ざって並んでいます。通称だけで探すと、世代違いを同じものだと思って比べてしまいます。値段も保証の状況も世代でまったく違うので、見るときは型番の数字を確かめてください。サイズの数字の見方はロレックスのケースサイズはどこでわかるのかにまとめています。
ちなみに、愛称は16610LVが「カーミット」、116610LVが「ハルク」、126610LVは「スターバックス」などと呼ばれています。どれも通称で、店で話すときは型番で伝えたほうが確実です。
なぜグリーンサブを狙ったのか
選んだ理由は、ほとんどが色です。キャンプが趣味なので、木や森と同じ緑の時計が欲しかったんです。会社の先輩がサブマリーナーを着けていて、格好いいと思ったのもあります。
サブマリーナーの中でもデイトを選んだのは、日付が欲しかったのと、回転ベゼルの見た目が好きだったからです。逆に言うと、ケース径はほとんど気にしていませんでした。41mmという数字を意識したのは、2本目を選ぶときにカフェオレの40mmと並べてからです。
マラソン中は、第一希望にGMTマスターIIの緑、第二希望にグリーンサブと伝えていました。18日通って8店舗に入り、最後は休日の14時に入った店で、在庫確認から戻ってきた店員さんに小声でこう言われました。
「GMTは切らしていましたが、グリーンサブマリーナならあります」。その場で決めました。通い方や時間帯の話はロレックスの入荷タイミングは曜日で決まるのかに、当時の日記は2024年のロレックスマラソン日記に残しています。

通っている途中で、ある店員さんに「サブマリの緑はなかなかないですね」と言われたことがあります。人気のモデルなので、狙うなら長期戦のつもりでいたほうがいいと思います。
緑はベゼルの輪だけで、文字盤は黒です
検索すると「グリーンサブ ダサい」という言葉も出てきます。緑の時計は派手で浮くのでは、という心配だと思います。
ここは実物を見ると印象が変わるところです。現行の126610LVで緑なのは、基本的にベゼルの輪の部分だけです。文字盤は黒なので、腕を見下ろしたときの面積でいうと、緑より黒のほうが広い時計です。文字盤まで緑の116610LVとは、ここが大きく違います。
もちろん、緑のベゼルが好きかどうかは好みです。自分はキャンプのときにこそ着けたかったので、浮くかどうかはあまり気にしていませんでした。気になる人は、店で試着するときに、自分のふだんの服の色と並べて見ておくと判断しやすいです。
自分が着けている場面
自分の場合、キャンプや休日はグリーンサブ、旅行や出張はカフェオレと、着ける日が自然に分かれました。2本目を選ぶとき、色・ケース径・機能・着ける場面のどれも1本目と重ならないモデルにしたからです。

国内の旅行にはロレックスを着けていきます。海外旅行には、怖いので着けていかず、別の時計を着けていきます。この線引きの理由は海外旅行にロレックスは着けていかない理由に書きました。2本目の選び方はロレックスの2本目は何を選ぶかにまとめています。
着けていて「いい」と思うところ
ブレスを、その日の手首に合わせられる
グリーンサブのブレスにはグライドロックが付いていて、工具なしで約2mm刻み、最大約20mmまで長さを変えられます。手首の太さは1日の中でも変わるので、むくんだ日は少し伸ばして、細い日は縮める、ということがその場でできます。
2本目のカフェオレはイージーリンクで、伸ばせるのは約5mmを1回だけです。2本を比べて、グリーンサブのほうがその日の手首に合わせやすいのは、慣れではなく単にブレスの仕組みの違いだと分かりました。コマの調整については、ロレックスのブレス調整は自分でどこまでできるのかに書いています。
時間がずれない
1本目のマラソン中は、機械式時計を1本も持っていなかったので、時計のレンタルサービスで借りたハミルトンを着けて通っていました。そのハミルトンは、1日で10秒以上ずれていました。
グリーンサブに替えてからは、1日で1秒ずれているか分からないくらいです。機械式時計としてよくできているな、と買ってから気づきました。オーバーホールにはまだ一度も出していません。
気を遣う場面が少ない
ステンレスのスポーツモデルで、防水は300m。公式の案内では、シャワーを浴びるときも着けたままで問題ないとされています。キャンプで手を洗うときや、急な雨でも、外すかどうかを毎回考えずに済みます。
ただ、温泉とサウナでは外しています。公式の案内に、温泉とサウナの扱いが書かれていないからです。
気になっているのはブレス側面のスレ傷
不満らしい不満はほとんどありません。それでも1つ挙げるなら、ブレスの側面に細かいスレ傷が入ることです。明るいところであらためて見ると、たしかに気になります。
ただ、研磨に出すかというと、たぶん出しません。研磨は表面を削って傷を消す作業なので、やるほど元の形から離れていきます。グリーンサブは研磨を外す、という判断の経緯はロレックスの研磨はするべきかに書きました。
着けない日が続くと止まる
パワーリザーブは約70時間なので、外して3日ほど置いておくと止まります。2本持ちだと、片方を着けている間にもう片方が止まる、ということが起きます。止まるたびに時刻と日付を合わせ直すのは、少し面倒です。
それでも自分はワインディングマシーンを買いませんでした。理由と、自分の着け方で止まるかどうかを数えた話はロレックスにワインディングマシーンは必要かにまとめています。
手放すと、同じ品番は5年買い直せない
グリーンサブ(126610LV)は、購入制限の「指定モデル」です。指定モデルを買うと、同じ品番は5年、ほかの指定モデルは1年、正規店で買えなくなります。なくしたり売ったりしても、すぐに買い直すことはできません。
自分の場合、2本目に第一希望だったGMTマスターIIの指定品番を選べなかったのは、この1年の縛りのせいです。2本目は指定モデル外のカフェオレにしました。1本目に指定モデルを選ぶと何が変わるかはロレックスの購入制限を解説した記事に書いています。

買う前は購入制限のことをそこまで考えていませんでした。グリーンサブを1本目にするなら、2本目に何を狙うかだけは先に決めておくと後が楽です。
定価と、買ったときの値段
グリーンサブの定価は、販売店や買取店が公開している記録を並べると、2020年9月の発売時が1,009,800円でした。そこから毎年のように上がって、2026年1月からは1,764,400円です。2026年6月の改定では据え置きでした。

自分が買った2024年11月の定価は1,555,400円です。2か月後の2025年1月に1,648,900円に上がったので、あと少し遅かったら9万3,500円高く払っていたことになります。これは狙ったわけではなく、結果としてそうなっただけです。
同じ2025年1月の時点で、グリーンサブの買取価格は255万円でした。定価より100万円ほど高い値段がついていたことになります。この差が大きいから、正規店に人が集まりますし、自分も通う気力が続きました。ただ、自分は売るつもりで買ったわけではありません。相場の見方はロレックスの相場の見方に、マラソンの価値をどう考えたかはロレックスマラソンの価値を考える記事に書いています。
中古で探すなら
中古で探す場合は、型番の数字で世代を確かめたうえで、保証書が付いているかを見てください。現行の保証は購入から5年で、保証書の日付で数えます。保証書が別格なのは、なくすと再発行されないからです。付属品で何を残すべきかはロレックスの付属品は何を残せばいいのかにまとめました。自分の2本は、箱の中に保証書も付属品も全部入れて、箱ごとしまっています。
グリーンサブが向いている人、ほかを考えたほうがいい人
2本持ってみて、グリーンサブが合うのはこういう人だと思っています。
最後の「早く手に入れたい」は、グリーンサブが人気のステンレスのプロフェッショナルモデルだからです。自分は8店舗に61回入って、ようやく買えました。1本目をどう選ぶかで迷っている人は、初めてのロレックスの選び方も読んでみてください。
まとめ:迷っているなら、緑が欲しい理由を1つ決めてから店に行ってください
グリーンサブ(126610LV)は、黒い文字盤に緑のベゼル、41mmのケース、300mの防水、2mm刻みで調整できるブレスを持った時計です。自分にとっては第二希望でしたが、いまは2本のうちいちばん着けている1本になりました。
気になるのは、ブレスのスレ傷と、着けない日が続くと止まること、それから指定モデルなので買い直しがきかないことです。どれも買う前に知っておけば、困るほどのことではありませんでした。
これから狙うなら、店で希望を伝えるときに「なぜ緑なのか」を一言で言えるようにしておくと話が続きます。自分の場合は「キャンプをしているので、森の色に見えるサブマリーナーが気になっています」でした。理由が決まったら、まずは試着から始めてみてください。









