【残酷なデータ】ブログ105記事の検索流入を全部調べたら、クリックの半分は3記事だった

claude
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ブログは100記事書けば景色が変わる、とよく言われます。僕もそれを信じて書いてきて、気づけばこのブログの公開記事は105本になりました。2021年に最初の記事を出してから、ざっと5年です。

では実際どうだったのか。せっかくなので、Search Consoleのデータを使って105記事ぶんの検索流入を1本ずつ全部数えてみました

結果は、思っていたよりずっと残酷でした。

この記事でわかること
  • 105記事のブログが1年間で実際に集めた検索クリック数
  • クリックの半分以上が、たった3記事から来ているという事実
  • 書評を76本書いた結果がどうなったか
  • 読まれた記事と、1年間まったく読まれなかった記事の違い
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105記事の1年分のデータを全部数えてみた

集計したのは2025年8月4日から2026年8月3日までの1年間です。Search ConsoleのAPIでページ別のデータを取り、WordPress側の記事一覧と突き合わせました。

この1年でブログ全体が検索結果に表示された回数は52,917回、そこから実際にクリックされたのは1,729回です。平均CTRは3.27%でした。1日あたりにすると、検索から来てくれる人は5人いるかいないか、という規模です。

記事別に見ると、105本のうち検索から1回以上クリックされたのは83本。裏を返せば、22本は1年間クリックがゼロでした。

ブログ105記事のカテゴリ別の記事数と1年間の検索クリック数を比較したグラフ
書いた本数と、実際に読まれた回数は、まったく比例していない
ちゅけ
ちゅけ

書いた本数の順番と、読まれた回数の順番が、ここまで逆になるとは思っていませんでした。

クリックの55%は、たった3記事から来ていた

もっともこたえたのがこれです。1年間のクリック1,729回のうち、54.6%にあたる938クリックが、上位3記事だけから来ていました

上位5記事まで広げると70.9%、上位10記事で84.5%です。つまり残り95記事が生み出したクリックは、全体の15%しかありません。

ブログ105記事のうち上位10記事で検索クリックの84%を占めることを示す累積グラフ
上位10記事で84.5%。残り95記事の合計は15%ほどしかない

ちなみに1位は【2025年最新】ロレックスマラソン完走成功までの日記で、この1記事だけで612クリック。全体の35.6%です。2位が茨城県石岡市のキャンプ場を紹介!(164クリック)、3位が【あほらしいからやめた】ロレックスマラソンの価値を考える(162クリック)でした。

5位には2021年に書いた【偏見多め】国内バイクメーカーの特徴を紹介!が入っていて、5年前の記事がいまだに年123クリックを運んできています。伸びる記事は、書いた翌月ではなく数年後に効いてくるというのは、データを見るとよく分かります。

書評を76本書いて、クリックは全体の24%だった

このブログでいちばん多いのは書評と技術書のレビューで、105本のうち77本を占めます。全体の7割以上です。

その77本が1年間で集めたクリックは410回。全体の23.7%でした。1記事あたりに直すと5.3クリックです。1年で5回。月に0.4回。

いっぽうロレックスの記事はたった4本で932クリック。1記事あたり233クリックなので、書評の44倍です。キャンプは4本で178クリック(1記事あたり44.5回)、バイクは7本で148クリック(同21.1回)でした。

表示回数は出ているのに、クリックされていない

面白いのは、書評記事も検索結果には出ているということです。書評・技術書カテゴリの表示回数は16,356回あり、これはロレックス(11,123回)より多い。それなのにクリックは半分以下です。

CTRで比べると書評・技術書は2.5%、ロレックスは8.4%。3倍以上の差があります。

たとえばリーダーの仮面【感想・レビュー・まとめ】は、1年で2,402回表示されて99クリック。悪くはないのですが、「リーダーの仮面」で検索する人の前には出版社の公式ページも大手書評サイトも並んでいて、そこで個人ブログが選ばれる確率は高くありません。

ちゅけ
ちゅけ

書評を書いた時間が無駄だったとは思っていません。書かないと本を最後まで読み切れないので。ただ「これでアクセスが増える」と思って書いていたのは、完全に勘違いでした。

読まれた記事と、読まれなかった記事の違い

上位に入った記事を並べてみると、共通点がはっきりしていました。どれも自分が実際にやって、結果が出るまでを順番に書いた記事です。ロレックスマラソンも、無料キャンプ場も、ヘルメットの洗い方もそうでした。

1年間読まれ続けた記事に共通していたこと
  • 検索する人が、すでに固有名詞を知っている(商品名・店名・地名)
  • 自分がやった手順と、その結果が最後まで書いてある
  • 読み終えた人が次に動ける(買う・行く・申し込む)
  • 公開から1年以上たっていて、順位が育ちきっている
1年間クリックがゼロだった記事の共通点
  • 有名な本の書評で、検索結果が出版社と大手サイトで埋まっている
  • タイトルに、実際に検索されている言葉が入っていない
  • 自分の感想だけで、読者が知りたい具体的な情報がない
  • 書きたいから書いただけで、誰が検索するかを考えていない

とくに最後のやつです。「誰がこれを検索するのか」を考えずに書いた記事は、1年たっても本当に1クリックも来ません。これは感覚ではなく、22本ぶんの実データです。

数字を見て、これから変えること

反省を踏まえて、書き方を3つ変えることにしました。

1. 書く前に、検索する人の顔を1人決める

「この本を読んだ人」ではなく「この本を買うか迷って検索している人」です。前者は検索しません。

2. 自分がやったことしか書かない

データを見るかぎり、個人ブログが勝てるのは一次情報がある記事だけです。まとめ記事や要約は、企業サイトのほうが速くて詳しい。

3. 伸びている記事の周辺を厚くする

新しいテーマを増やすより、すでに読まれている記事の周りを固めるほうが確実です。新規記事を1本足しても、平均するとクリックは年5回しか増えませんから。

ちゅけ
ちゅけ

数字を見るのは正直こわかったですが、見ないまま次の100記事を書くほうがずっとこわいと思い直しました。

まとめ

105記事の1年分をまとめると、こうなります。

  • 検索クリックは1年で1,729回、表示は52,917回
  • クリックの54.6%は上位3記事、84.5%は上位10記事から
  • 書評・技術書は77本書いてクリック410回(1記事あたり5.3回)
  • ロレックスは4本で932回(1記事あたり233回)
  • 22本は1年間クリックゼロ

100記事書けばアクセスが増える、というのは正確ではありませんでした。正しくは「100記事のうち3記事が当たれば、アクセスが増える」です。そしてその3記事は、書く前から決まっていたわけではなく、自分が実際に体験したことを最後まで書いた記事の中から出てきました。

同じように記事数だけ増えて手応えがない人がいたら、まずSearch Consoleでページ別のクリック数を並べてみてください。平均順位ではなく、クリック数の実数で並べるのがポイントです。上位10記事とそれ以外の差を見た瞬間に、次に何を書くべきかが分かると思います。

この記事に出てきた記事も置いておきます。

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