【120記事中47本】ブログがインデックスされない原因を自分のサイトで数えたら、7割が内部リンク0本だった

ブログを5年ほど続けて、公開記事は120本になりました。ところが先日Search Consoleの「ページのインデックス登録」を開いたら、未登録のURLがずらっと並んでいて、数えたら47本ありました。
47本というのは、書いた記事の約4割です。4割は検索結果に存在していない。アクセスが増えないとか順位が低いとかいう以前の話で、そもそもスタートラインに立てていませんでした。
「インデックスされない」で検索すると、原因を10個も14個も並べた記事がたくさん出てきます。noindex、robots.txt、canonical、ペナルティ、低品質……。ひととおり読んだのですが、自分のブログでどれが当てはまるのかは結局わかりませんでした。なので、47本を1本ずつ状態と内部リンク本数で分類して、数えることにしました。
結果として、原因はほぼ1つに絞れました。この記事はその作業記録です。
- 公開記事120本のうち何本がインデックス未登録だったか(実測値)
- 「Google未認識」「検出 – 未登録」「クロール済み – 未登録」の違いと、それぞれの打ち手
- 未登録47本を内部リンクの本数で分けたら何が見えたか
- 放置していい未登録と、放置してはいけない未登録の見分け方
- 網羅的な対策をやめて、4つに絞った理由

結論:原因は「品質が低いから」ではなく「見つけてもらえていない」だった
先に結論から書きます。未登録だった47本のうち32本は、Googleにまだ一度もクロールされていませんでした。中身を読まれた結果として落とされたのではなく、そもそも読みに来られていない状態です。
ここを取り違えると、対策の方向がまるごとズレます。中身をどれだけリライトしても、クローラーが来ていないページには何の効果もありません。まず来てもらう、話はそこからです。
そして、来てもらえていない記事に共通していたのが内部リンクでした。詳しくは後述しますが、未登録47本のうち33本、実に7割が内部リンク0本の記事でした。

原因14個のチェックリストを上から順に潰していく、みたいなことをやらなくて済んだのは正直助かりました。自分のデータを数えると、やることが勝手に減ります
まず自分のブログを数えた(120本中47本が未登録)
やったことは単純です。Search Consoleの「ページのインデックス登録」から未登録URLの一覧を取り出して、WordPress側の記事一覧(投稿日・記事ID・その記事に向いている内部リンクの本数)と突き合わせただけです。表計算ソフトで並べ替えられる形にするところまでやれば、あとは眺めれば傾向が出ます。
この作業自体は1時間もかかりません。それでいて、「どの記事から手を付けるか」がその日のうちに決まります。インデックスの話にかぎらず、ブログの数字は数えた瞬間に打ち手が減るのがいいところです。
以前、公開記事105本の検索流入を全部調べた記事を書いたときも同じで、「クリックの半分は3記事に集中している」という偏りが見えて、それ以降どの記事をリライトするか迷わなくなりました。今回はその1つ手前、「そもそも検索結果に出ているのか」を数えた形になります。

時期で分けると、はっきり偏っていました。2023年11月から2024年2月にかけて書評を毎日1本のペースで出していた時期の76本のうち、29本が未登録です。一方で、直近1ヶ月に公開した25本のうち15本が未登録なのは、単に時間が経っていないだけです。この15本は放っておけば順次登録されます。
「未登録」には3種類ある。意味も打ち手もそれぞれ違う
Search Consoleは未登録の理由を細かく書き分けてくれます。うちの47本は、大きく次の3つに分かれました。この分類を無視して全部同じ対応をすると、時間だけが溶けます。
- Googleがまだ認識していない(16本):URLの存在すら知られていない
- 検出 – インデックス未登録(16本):URLは知っているが、まだ読みに来ていない
- クロール済み – インデックス未登録(15本):読んだうえで、載せないと判断された
Googleがまだ認識していない
URLそのものが届いていない状態です。XMLサイトマップを送っていれば普通はここで止まりませんが、公開直後の記事はしばらくこの状態になります。うちの16本は12本が直近1ヶ月の記事だったので、これは何もしなくていい部類でした。
検出 – インデックス未登録
存在は知っているが、後回しにされている状態です。公式の説明としては、サイトへの負荷を避けるためにクロールを見送ったケースが挙げられていますが、個人ブログの規模でそれが起きることはまずありません。実際のところは「このサイトの、この記事は優先して読みに行くほどではない」と判断されていると考えたほうが実態に近いです。
ここに効くのが内部リンクです。サイトの中で何度も参照されているページは、それだけで「重要そうだ」という信号になります。逆に、どこからもリンクされていない記事は、サイトマップに載っていても後回しにされ続けます。
クロール済み – インデックス未登録
いちばん重い状態です。読んだうえで載せないと決められているので、この状態の記事は、登録リクエストを何度送っても状況はほとんど変わりません。内容を変えないかぎり同じ判断が返ってきます。
うちの15本は、そのうち14本が書評量産期の記事でした。同じ「【要約・感想・まとめ】」というフォーマットで、本の要点をなぞって感想を添えるという構成が延々と続いていたので、「他と代わり映えしない」と判断されたのだと思っています。これは正直、反論しづらいところがあります。

落とされたページを見返すと、たしかに「この本の紹介文なら他所にもあるな」という内容でした。当時は本数を出すことしか考えていなかったので、耳が痛いです
うちの最大の原因は、内部リンクが0本だったこと

未登録47本を内部リンクの本数で分けたのが上のグラフです。0本が33本、1本が9本、2本以上が5本。7割が「サイト内のどこからもリンクされていない記事」でした。
思い当たる節はありました。書評を量産していた時期、記事どうしを繋いでいなかったのです。カテゴリページとサイトマップからは辿れるので「リンクはある」つもりでいましたが、クローラーから見れば、一覧ページの中に埋もれた1行があるだけです。
ここで冷静になっておきたいのは、内部リンクを張れば必ず登録される、という単純な話ではないことです。実際、うちの主力記事3本は内部リンクが平均3.3本あるのに未登録でした。次に書きます。
いちばんまずかったのは、主力記事3本が未登録だったこと
47本の中には、放っておけないものが混ざっていました。転職系の3本です。
- 【ポートフォリオなし】大手自動車メーカーから未経験でエンジニア転職した話(内部リンク1本/未クロール)
- 【経験談】エンジニア未経験から二年、年収800万、フルリモ環境を勝ち取るまで(内部リンク4本/クロール済み – 未登録)
- 【後悔】転職失敗して地獄だった2年半について話す(内部リンク5本/未クロール)
この3本は、うちのブログでいちばん自分の経験が入っている記事です。それが検索結果に出ていないというのは、書評を100本足しても埋まらない種類の損失です。書いた記事の本数ではなく、当たっている記事が検索に出ているかどうかで流入は決まります。
内部リンクが4本、5本あっても未登録になっているということは、リンクの本数だけでは足りず、どこから張られているかも効いているということだと理解しました。いま自分のブログでいちばん読まれている記事から張るのと、誰も来ていない記事から張るのとでは、当然意味が違います。

この記事からも、その3本にリンクを張っています。記事を書くついでに未登録の記事へ導線を足しておくのが、いちばん手間のかからないやり方だと思います
網羅的な対策をやめて、やることを4つに絞った
原因が絞れたので、対策も絞りました。noindexやrobots.txtの確認は最初に一度だけ済ませて、あとは触っていません。設定ミス系は「あれば一発で直る、なければ何度見ても何もない」ので、時間をかける場所ではないからです。
- 主力記事3本を最優先で扱う:URL検査からインデックス登録をリクエストし、トップページと関連記事から直接リンクを張る
- 未登録の記事へ、新しい記事から導線を足す:記事を書くたびに、関連する未登録記事へ1〜2本リンクする。この記事でもやっています
- 書評量産期の29本は統合を検討する:全部を登録させにいくのではなく、テーマの近いものをまとめて1本にする方向で考える
- 直近1ヶ月の15本は何もしない:時間で解決するので待つ
大事なのは、未登録を全部ゼロにしようとしないことです。Googleは「すべてのページをインデックスするわけではない」と明言していますし、本数を追いかけると、成果に繋がらない記事の掘り起こしに時間を使うことになります。アクセスを生む可能性がある記事だけを拾えば十分です。
まとめ:対策を始める前に、まず数える
今回いちばんの学びは、対策の中身ではなく順番でした。原因を調べるより先に、自分のブログを数えるほうが早いです。120本のうち47本、その7割が内部リンク0本。ここまで出れば、14個の原因リストは要らなくなります。
ブログの数字を全部出してみるシリーズとしては、118記事で得たアドセンス収益が187円だった話と、クリックの半分が3記事に集中していた話も書いています。どれも自慢できる数字ではないのですが、数えるたびに次にやることがはっきりするので、今のところ一番コスパのいい作業だと思っています。









