【全部公開】ブログ118記事のアドセンス収益は187円だった|稼げない理由を数字で分解する

「ブログ アドセンス 収益」で検索すると、月5万円、月10万円、脱サラしましたという記事ばかりが並びます。でも実際にやってみると、そこに書いてある数字と自分の管理画面の数字が、まったく噛み合いません。
このブログは2021年9月に始めて、いま公開記事が118本あります。それで、アドセンスの残高はいま1,120円。まだ1度も振り込まれたことがありません。これが偽らざる現状です。
この記事では、Google AdSenseとGoogle Search Console、もしもアフィリエイトの数字をそのまま出して、アドセンスが稼げない理由を「記事数が足りないから」ではなく計算で分解してみます。同じくらいの規模でブログを書いている人が、自分の位置を測る物差しとして使えるはずです。
- 118記事・4年11ヶ月のブログの、アドセンス収益の実額
- 「アドセンス 稼げない」の正体を、単価 × クリック数に分解した結果
- 自分の単価で「月5万円」に必要な流入数を逆算する方法
- もしもアフィリエイトの累計承認額と、振込が止まる落とし穴
- この数字でもブログを続ける意味があるのは、どういう人か

結論:118記事のアドセンス収益は、2026年の8か月で187円だった
先に数字を置きます。2026年1月1日から8月18日までのアドセンス収益は、8か月あわせて187円でした。月あたりにすると23円です。
内訳は1月11円、2月8円、3月19円、4月36円、5月54円、6月14円、7月26円、8月(18日まで)19円。最高だった5月でも54円で、コンビニのコーヒー1杯に届いていません。記事は毎日増えているのに、この線の上下は記事数とほとんど関係なく動いています。
振込ラインの8,000円にも届いていない

アドセンスは残高が8,000円を超えないと振り込まれません。いまの残高は1,120円で、振込ラインの14%です。つまりこのブログは、4年11ヶ月やって、アドセンスから1円も受け取っていません。数字だけ見れば「収益0円のブログ」です。
しかも8,000円に届いたら自動で振り込まれるわけでもありません。アドセンス側で「身元確認」と「最低お支払い額の設定」を済ませていないと送金は保留されます。うちはこの2つが未完了のままです。ラインに乗ってから慌てないよう、先に済ませておくのが正解でした。

「8,000円たまったら振り込まれる」までは知っていたんですが、そこから先の手続きが残っていることは、残高を見に行くまで気づいていませんでした。
アドセンスが稼げない理由を、単価とクリック数に分解する
「アドセンスが稼げないのは記事数が足りないから」とよく言われます。でも118記事あってこの金額なので、その説明では自分の数字を説明できません。そこで収益を「1クリックあたりの単価」×「クリック数」に割って考えました。
1クリックあたり0.17円だった
Search Consoleで見ると、2026年1月1日〜8月18日の検索からのクリックは1,100回、表示回数は23,714回、CTRは4.64%でした。このクリック1,100回に対してアドセンス収益が187円なので、検索から1人来てもらって0.17円という計算になります。
よく目にする日本語ブログのRPM(1,000回の訪問あたりの収益)は数百円〜千円台です。うちは1,000回の訪問で170円なので、相場の下限にも届いていない単価ということになります。広告の貼り方も、記事の中身も、両方に伸びしろがあるという意味です。
収益はクリック数にきれいに連動していた
月別で並べると分かりやすくて、クリックが414回だった5月は収益54円、クリック46回だった2月は8円。クリック数が増えた月は、そのまま収益も増えています。4月と5月に流入が跳ねたのは新しい記事が拾われたからで、6月に72回まで落ちたときは収益も14円に戻りました。
つまりこのブログの収益は、記事の本数ではなく「その月に検索から何人来たか」だけでほぼ決まっています。記事を1本増やすことに意味がないわけではありませんが、検索されない記事を何本足しても、この数字は1円も動きません。
自分の単価で「月5万円」を逆算してみる

1クリック0.17円という単価が分かると、よく見る目標金額に必要な流入を計算できます。月5万円なら5万÷0.17で、1か月に約294,000回のクリックが必要です。いまは月150回前後なので、約2,000倍。月5,000円でも約29,400回で、200倍近くあります。
この計算をやってよかったのは、「記事を増やす」という打ち手では届かないことがはっきりしたからです。仮に明日から記事を10倍に増やしても、単価が0.17円のままなら1か月2,000円にもなりません。先に上げるべきは単価のほうで、そのためには広告収益ではなく、商品やサービスの成約につながる記事を書くしかありません。
もしもアフィリエイトは累計904円。振込は口座登録で止まっていた
物販アフィリエイト側も出しておきます。もしもアフィリエイトの累計承認額は904円、いま振込待ちになっているのが19円です。アドセンスと足しても、4年11ヶ月の総額は2,000円ちょっとということになります。
ここで1つ、金額以上に痛かった話があります。もしもは1,000円未満だと翌月に繰り越されるのが原則ですが、振込先の銀行口座を登録していなかったせいで、2026年1月に振り込まれるはずだった112円が「金融機関情報不備」で止まっていました。住信SBIネット銀行を登録すると1円から振込対象になるので、少額のうちほど口座は先に入れておくべきでした。

金額が小さいうちは管理画面を見に行かなくなるんですが、見ていない期間に手続きで止まっているのがいちばんもったいないです。
数字を見て分かった、稼げない本当の理由
以前ブログ105記事の検索流入を全部調べた記事で、クリックの55%がたった3記事から来ていること、書評を76本書いてもクリックは全体の24%にしかならないことを書きました。今回の収益データは、その続きです。
直近28日で見ると、いちばん表示されているのはオーラリングをやめた話で、表示1,787回。ところがクリックは11回しかなく、CTRは0.6%です。逆にロレックスマラソンの日記は表示758回でクリック62回。ブログ全体のクリック152回のうち41%が、この1記事から来ています。
この2つの差は、記事の質ではなく検索する人の状態の差です。「オーラリング やめた」で調べる人は買う前の情報収集で、「ロレックスマラソン 日記」で調べる人はもう店に行く気になっている。後者のほうが、記事を最後まで読んでくれるし、広告もクリックされます。稼げない理由は記事数ではなく、書いてきた記事の種類が前者に寄っていたことでした。
まとめ:数字は残酷だけど、打ち手はそこにしか書いていない
118記事・4年11ヶ月で、アドセンス残高1,120円、もしも累計904円。公開してしまうと、これが「アドセンスが稼げない」の実物です。ただ、数字を分解したことで、記事数を増やす方向に打ち手がないこともはっきりしました。
- 収益はクリック数にほぼ連動する。記事数とは連動しない
- 1クリック0.17円のままでは、流入をいくら伸ばしても現実的な金額にならない
- 上げるべきは単価。買う直前の人が読む記事を増やすしかない
- 振込の手続き(身元確認・口座登録)は、金額が小さいうちに終わらせておく
次に書く記事から、検索する人がどの段階にいるのかを先に決めてから書くようにします。半年後にこの数字がどう変わったか、また同じ形で公開します。
流入側の内訳についてはブログ105記事の検索流入を全部調べた記事にまとめてあるので、あわせて読んでもらえると全体像がつかみやすいはずです。









