【モジョ】コーチングの神様が教える「前向き思考」の見つけ方【要約・感想・まとめ】

書籍情報
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著者について
マーシャル・ゴールドスミス (Marshall Goldsmith)
エグゼクティブ・コーチングの第一人者。
GEのジャック・ウェルチをはじめ、世界的大企業の経営者100人以上をコーチしたことで知られる。
またGoogle、UBS、ゴールドマン・サックス、クレディ・スイス、モトローラなどでエグゼクティブ開発に携わる。
1949年ケンタッキー州生まれ。UCLAで博士号、インディアナ大学でMBAを取得。
1976年から大学で教鞭をとるかたわら、
専門とする「360度フィードバック」の手法を駆使してリーダーシップ能力開発プログラムに従事。
米国における「エグゼクティブ・コーチングのグル(先導者)」と呼ばれる。
1993年には、ウォール・ストリート・ジャーナル紙から「エグゼクティブ教育のトップ10人」に、
2004年には、全米経営者協会から「過去80年間、マネジメント分野で最も影響を与えた50人の偉大な思想家・リーダー」に、
2009年には、クライナー・ディアラブ社による「最も影響力のあるビジネス思想家(Thinkers50)」の14位に選ばれた。
マーシャル・ゴールドスミス・パートナーズ社の創業者であり、
世界の企業教育トップコンサルタントを組織したA4SL(戦略的リーダーシップ同盟)のパートナーも務める。
2007年に発表した『コーチングの神様が教える「できる人」の法則』は日米でベストセラーを記録した。
マーク・ライター (Mark Reiter)
リテラリー・エージェント兼作家。
引用元:Amazon
書評
どんな本?
多くの経営者たちに対してしてきた実績ナンバーワンの著者による仕事における前向き思考の付け方を紹介している本
仕事に熱中しながら高いパフォーマンスを上げる状態のことを東洋の考え方で「モジョ」と呼ぶ本書ではそのモジョを軸に据えながらどのようにモジョの状態に持っていけるのか、どのような人物がモジョを発揮しているのかということを詳しく解説している。
読んだきっかけ
アートライ代表取締役、MySQLユーザー会副代表の坂井恵さんが紹介していました
専門スキルを身につけたのにあまり充実した気がしないという気持ちをなんとかしたいと思ったことがきっかけです!
要約
- モジョとは今自分がしていることに前向きな気持ちを持つこと、自分の心の中から始まり外に輝き出るものである。
- モジョを構成する要素は4つ。 アイデンティティー、成果、評価、受け入れること全てが揃うことでモジョが成立する。
- 自分を理解する→成果を上げる→正しく評価してくれる場所に身を置く→できることだけに注力する。
良かった点・悪かった点
感想・まとめ
本書では仕事に熱中できるモジョという状態に身を置くためにはどうすればいいかを解説しています。
私自身専門能力を身につけたもののいまいち活かしきれていないと感じることがあり本書を手に取りました。モジョを手にいれる方法としては四つの要素を抑えることが重要だと学びました。抽象的な概念ではあるもののかつて自身もモジョの状態に至っていたり失っていたりするので言葉の一つ一つには納得感があります。
本書で紹介されているモジョを手に入れるための14個の道具である「モジョツール」の一部をここで紹介します。私の印象に残ったこととしては、「1つ取り除く」と言うツールです。 この中では声を失った人がオンラインショップで大成功する話が出てきます。 災いであれ、意図的であれ何かをしないことによって、今まで見えなかったことが見えるようになり、成果を上げることができると言う記載がありました。
もう一つは「友人に永久会員権をあげる」と言うツールです。永久会員権とは友達が何をしても受け入れて許すことです。 永久会員権を渡すことで、自分1人の力で成功したわけではないと言う事実を思い出させてくれるということと友達がいると言うことをいつでも思い出させてくれると言う効果があるとの事でした。
こんな人におすすめ!
総評
仕事に起きる前向き思考の見つけ方について教えてくれる本
「モジョ」という東洋の考え方を主軸に据えてどうすれば仕事に熱中しながら最高のパフォーマンスを出すことができるのか解説してくれています。
気になったらぜひ読んでみてね😆