【サブスク高すぎ】オーラリングとは?1年3ヶ月でやめた理由とApple Watchに乗り換えた本音

「オーラリングやめた」と検索してこの記事にたどり着いた方は、たぶん今こんな状態だと思います。買おうか迷っていて実際にやめた人の話を知りたいか、あるいはすでに持っているけれど毎月の請求を見て「これ、続ける意味あるかな」と考えはじめているか。
わたしは2022年7月にオーラリングを買いました。しかも当時は完全に推していて、50ドル安く買う方法を解説する記事まで書いたくらいです。それなのに、2023年10月にメルカリで売り払いました。使ったのは約1年3ヶ月です。
この記事では、あれだけ気に入っていたガジェットをなぜ手放したのか、そして代わりに何を使うことにしたのかを、実際に買って売った当事者の本音として書きます。「リアルな声をまとめました」系のレビューでは出てこない話が中心です。
- オーラリングとは何か、2026年にいま買うと3年でいくらかかるのか
- オーラリングを1年3ヶ月で手放した本当の理由
- サブスクを含めた実際のコストがどこまで膨らむのか
- それでもオーラリングが優れていると思う点
- 乗り換え先に中古のApple Watchを選んだ理由
- やめた方がいい人・続けた方がいい人の判断基準

そもそもオーラリングとは?何ができる指輪なのか
「オーラリング」とだけ検索して来た方は、やめた話より先に、これが何なのかを知りたいはずです。わたしがやめた理由もこの仕組みと直結しているので、先に短く書いておきます。
オーラリング(Oura Ring)は、フィンランドのŌURA(オーラ)という会社が出している指輪型のウェアラブル端末です。指にはめておくと、睡眠、心拍数、体温の変化、歩数などの活動量を測って、スマホのアプリに送ってくれます。画面はありません。指輪には何も表示されず、見るのは全部アプリです。
アプリを開くと、毎朝「Sleep(睡眠)」「Readiness(体の回復具合)」「Activity(活動)」がスコアで出ます。わたしが毎朝見ていたのは、ほとんど睡眠スコアでした。
メンバーシップに入らないと、見られるのはスコアだけ
Ouraの公式サポートページには、メンバーシップなしで見られるのは毎日のスコア3つと、電池残量などの基本的な情報だけだと書かれています。睡眠の細かい内訳、24時間の心拍数、日中のストレス、血中酸素といった中身は、全部メンバーシップ側です。つまり本体を買っただけでは、スコアの理由までは見られません。
料金は、2026年6月の発表時点で月額999円か年額11,800円(税込)です。新しく始める人は、最初の1か月が無料になります。
解約したときのデータの扱いも、公式に書かれていました。アカウントを消さなければデータは残っていて、もう一度入れば見られるようになります。メンバーシップなしでも、CSVで書き出せるそうです。このあとの「やめると決めてから、実際にやった3つのこと」で「公式の案内を読んでから解約して」と書いたのは、この部分のことです。

「オーラリングとは」で来た方には、買う前にこのメンバーシップの話だけは知っておいてほしいんですよね。わたしがやめた理由も、結局ここでした
オーラリングをやめた理由は、結局サブスクだった
先に結論を書きます。わたしがオーラリングをやめた理由は、機能に不満があったからではありません。月額サブスクの金額が、自分が得ている価値に対して割高だと感じたからです。これ一点です。
サブスクに入っていないと、ほとんど何もできない
オーラリングは本体を買えばそれで終わり、という製品ではありません。Ouraメンバーシップという月額サブスクに加入していないと、アプリで見られる情報がかなり限られます。
つまり本体代を払ったうえで、使い続けるあいだずっと月額を払い続ける構造です。ここを理解せずに買うと、あとで確実にモヤモヤします。わたしがまさにそれでした。購入前は「本体4万円か、ちょっと高いけど買うか」で思考が止まっていて、その先にずっと課金が続くことの重さを想像できていませんでした。

本体代のことしか考えてなかったんですよね。サブスクは「まあ月1,000円くらいなら」って軽く見てました
「睡眠の質を測るだけ」に月1,000円は高い
当時のメンバーシップは月およそ1,000円でした。年間にすると約12,000円。本体代とは完全に別枠でかかり続けます。
数字だけ見れば大した額ではないかもしれません。でも自分が実際に何に使っているかを振り返ったとき、ほぼ「睡眠スコアを眺める」ことに収束していました。それに毎年12,000円というのは、どう考えても釣り合っていない。そう気づいた時点で、わたしの中で結論は出ていました。
購入時は紹介コード経由で249ドル。当時のレート(1ドル130円)で約32,000円でした。そこにサブスクを乗せていくと、累計コストはこう伸びていきます。

わたしが売った時点でも累計47,000円ほど払っていた計算になります。ちなみに円安が進んだ今は本体価格そのものが当時よりだいぶ高くつくはずなので、この線はもっと上から始まることになります。
スマートリングのデメリットとして「サブスクが高い」と言われるのは、この構造のことです。ガジェットの価格を本体代だけで判断すると、必ず後で効いてきます。
それでも、買ったこと自体は後悔していない
誤解のないように書いておくと、オーラリングというプロダクト自体は本当によくできています。わたしが購入を決めたときに評価したポイントは、使ってみても期待どおりでした。ここは正直に書いておきたいです。
指輪型の装着感は、やはり圧倒的に楽
わたしは普段まったく腕時計をつけません。そんな人間にとって、睡眠計測のために寝ているあいだも腕時計を巻くというのは正直あり得ませんでした。指輪型なら気にならないだろうと考えて買ったのですが、これは完全に正解でした。つけていることを忘れるレベルです。
睡眠を測りたいのに、その計測器のせいで眠りが浅くなったら本末転倒です。オーラリングはこの矛盾を構造的に解決していて、そこは今でも他に代えがたいと思っています。
お風呂もサウナもそのままでいい
耐久性が高く、風呂やサウナに入るときも外す必要がありません。バッテリーも4〜7日持つので、充電のために外す頻度も少なくて済みます。「24時間つけっぱなしにできるトラッカー」という点では、今でもスマートウォッチより優れていると思います。

やめた理由が製品の出来じゃなくて課金モデルだったのは、けっこう残念な話なんですよ
やめると決めてから、実際にやった3つのこと
「オーラリング やめた」で検索する人には、買う前の下調べで来る人だけでなく、すでに持っていて解約の一歩手前まで来ている人もいます。ここでは後者向けに、わたしが手放すまでに踏んだ順番を書いておきます。
- 先に代わりを決める:わたしは中古のApple Watchを用意してから手放しました。計測を空白にしないためです
- 解約後にアプリで何が残るかを公式で確認する:過去データの扱いは規約と仕様の話なので、必ず自分の目で最新の案内を読んでから解約してください
- 本体はフリマで手放す:わたしは2023年10月にメルカリで売りました。17000円で売れたので、15000円ほどで使えた計算になります。
順番を逆にすると地味に困ります。代わりを決める前に解約すると、計測が止まったまま数週間が過ぎます。そのあいだに「やっぱり測らなくてもいいか」となって、睡眠を見る習慣ごと終わってしまうことがあります。わたしは先に乗り換え先を確保していたので、そこは途切れませんでした。

この図は、あとで出てくる「やめた方がいい人・続けた方がいい人」を3つの質問に畳んだものです。引っかかるのが1問だけなら、まだ続ける価値はあります。2問以上で止まったなら、たぶんもう答えは出ています。
乗り換え先に中古のApple Watchを選んだ
オーラリングを手放したあと、睡眠計測そのものをやめるつもりはなかったので、代わりに中古のApple Watchを買いました。
選んだ理由はシンプルで、追加のサブスクなしで睡眠計測ができることです。中古なら本体もかなり安く手に入りますし、そこから先の月額はかかりません。「睡眠の質を知りたい」という目的に対して、コストの構造がまっすぐでした。
腕時計をつけたくないという問題はどうしたかというと、「寝るときだけつける」という運用に落ち着きました。日中つけっぱなしにするのは今でも好きではないので、そこは割り切っています。オーラリングのつけ心地には及びませんが、月1,000円との差を考えれば納得できる妥協点でした。
なお最近はサブスク不要の買い切り型スマートリングも増えています。指輪型のつけ心地を諦めたくない人は、そちらを検討するのが素直な選択だと思います。わたしの場合は、たまたま手元の選択肢としてApple Watchが現実的だっただけです。
オーラリングをやめた方がいい人・続けた方がいい人
1年3ヶ月使って手放した立場から、判断基準を整理しておきます。「いらないかどうか」は製品のスペックではなく、自分の使い方で決まります。
オーラリングをやめるときによくある疑問
同じところで迷う人が多いので、この記事で書いたことを質問の形に整理しておきます。
いま買うと、3年でいくらかかる?
わたしが買った2022年から、モデルも値段も変わっています。2026年6月5日には、日本でOura Ring 5が発売されました。公式の発表では、Ring 4より体積が40%小さくなり、電池は6〜9日もつそうです。
- 本体はシルバーとブラックが65,800円、ゴールドなどほかの4色は81,800円(税込)
- メンバーシップは月額999円か、年額11,800円
- いちばん安い組み合わせ(65,800円の本体に年額を3年分)で、3年で101,200円
上のグラフの「3年で約68,000円」は、本体を約32,000円で買えた当時の数字です。いまは本体だけで当時の2倍ほどになり、3年で10万円を超えます。月額の999円は、当時の「月およそ1,000円」とほとんど変わっていません。差のほとんどは本体代です。
Ring 5は使っていないので、つけ心地や精度がどう変わったかは書けません。ただ、課金の仕組みが合わなくてやめたわたしの判断は、値段が上がったぶん今のほうがはっきりします。逆に、指輪でないと寝られない人にとっては、小さく軽くなったのは悪くない話だと思います。
サブスクに入らずに本体だけ使うのはあり?
おすすめしません。メンバーシップに入っていないとアプリで見られる情報がかなり限られるので、本体代だけ払って何も見られない状態になります。それなら最初から別の選択肢を選んだほうが素直です。
やめたあと、睡眠計測はどうすればいい?
わたしは中古のApple Watchに乗り換えて、「寝るときだけつける」運用に落ち着きました。追加の月額がかからないぶん、コストの構造がまっすぐです。指輪型のつけ心地を諦めたくない人は、サブスク不要の買い切り型スマートリングを検討するほうが近道だと思います。
やめる決め手はいくらから?
金額そのものではなく、その月額を払い続けたいと思えるかどうかで決まります。わたしの場合は月およそ1,000円、年12,000円に対して、やっていたのが「睡眠スコアを眺める」だけでした。そこが釣り合わないと感じた時点で答えは出ていました。
オーラリング自体は良くない製品なの?
まったく逆です。指輪型の装着感と、風呂もサウナも外さなくていい耐久性は今でも代えがたいと思っています。わたしがやめたのは製品の出来ではなく課金モデルが自分に合わなかったからで、そこは分けて考えたほうがいいです。
まとめ:判断基準は「月額を払い続ける価値があるか」だけ
オーラリングをやめるか続けるかは、機能の比較ではなくその月額を払い続けたいと思えるかで決まります。わたしは思えなかったので売りました。それだけの話です。
ただ、これは製品が悪いという話ではまったくありません。装着感と耐久性に関しては、今でもオーラリングが一番だと思っています。手首に何もつけたくない人にとっては、月額を払う価値が十分にあるはずです。
なお現在は第5世代まで出ており、本体価格やメンバーシップの料金体系も当時とは変わっている可能性があります。購入を検討している方は、必ず公式サイトで最新の料金を確認してから判断してください。本体代だけを見て決めると、わたしと同じ道をたどることになります。

3年で68,000円と思うと、けっこう重い買い物なんですよね。買う前に一度この数字を見ておいてほしいです
ちなみに、買うと決めたなら少しでも安く手に入れたいはずです。購入方法についてはオーラリングを50ドル安く購入する方法について解説に書いています(価格や紹介制度は当時の情報なので、公式サイトで最新の条件をご確認ください)。





