書評

【起業の現実】起業を考えたら必ず読む本【要約・感想・まとめ】

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書籍情報

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書名:起業を考えたら必ず読む本

著者名:井上 達也

出版社:明日香出版社

著者について

井上 達也

株式会社フリーウェイジャパン 代表取締役|#つながり申請歓迎|29歳のときに起業(1991年創業)。経理、給与などの総務人事系クラウドシステムを開発。ユーザー数422,000社(2022年6月現在)。著書は小さな会社の社長の戦い方、起業を考えたら必ず読む本(明日香出版社)他。

引用元:Linkein

書評

どんな本?

書店には数多くの起業の仕方の本が売っています。しかしそれらの本の中で実際に起業したことある人は数を数えるほどしかありません。

本書は起業して25年の酸いも甘いも知る著者が描いているためより起業の実態を教えてくれます。

本書では起業を思い立ったときにやるべきことから、会社を辞める前にやること、起業後にやること、経営の仕方、他の本に書かれていない著者なりのノウハウや失敗談など著者の起業に関する知識を経験をもとに余すことなく教えてくれます

読んだきっかけ

ちゅけ

独立したいと思ったことがきっかけです!

要約

  1. 起業を思い立ったらやることとしてはやりたいことがお金になるとは限らないと肝に銘じておくこと。自分で全部やることができるビジネスがおすすめ。また起業の初期においてはお金が問題になることが多いので持っているお金でスタートすること。
  2. 会社を辞める前にしておくこととしては、クレジットカードを先に作っておくこと、企業は収入がゼロになる時期があることを覚悟しておくこと、補助金や助成金融資を調べておくこと。
  3. 会社を設立した後にやることとしてはサラリーマン感覚からの脱却や、税理士を雇うこと、売り上げを1つの会社に頼らないこと。国より民間に売ることなどがある。

良かった点・悪かった点

  • 実際に起業した人の経験をもとに描かれているのでより実態に即した知識が得られる
  • 具体的に何をするべきかを示しているので実行に移しやすい
  • 「起業は厳しい」ということを伝えることを主眼にしているので気持ちが落ち込むかも

感想・まとめ

本書では企業を考えているすべての人に対して実際に企業をした著者が経験をもとに知識を与えてくれます。

企業はキラキラしたイメージが多いですが、 本社ではそのような幻想を打ち出す記載が多々あります。著者の欠点に沿ってやってきたほうがよかったなと思うことがたくさん書いてあるので、実際に起業するときには読みながら使える位の感覚の本です。

最終章で著者は結局企業を成功させるための秘訣としては何のために起業するのかを明確にすることだと語っていました。

私自身もなんとなく独立したいなと考えていますが、 何をして独立するのか何のために独立するのかなどが曖昧なため、まずはそこを明確にする必要があると感じました。また独立後はお金の問題が1番大きいので、まずは補助金や融資について学ぶことが重要だと感じました。

非常に実践的・具体的な内容が多くそのまま知識を生かすことができる本だと感じました。実際に企業をしようとしている人には特にオススメです。

こんな人におすすめ!

  • 起業したいと考えている人
  • 起業の実態を知りたい人

総評

個人的評価

ちゅけ

起業の実態について教えてくれる本

起業はキラキラしたイメージがあるが、そんなにキラキラしていないし決して楽なものではないということを経験をもとに語っている本。

気になったらぜひ読んでみてね😆