書評

【要約】限りある時間の使い方 【感想・レビュー・まとめ】

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書籍情報

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書名:限りある時間の使い方

著者名:オリバー・バークマン

出版社:かんき出版

書評

どんな本?

本書は場当たり的な時間管理術や、ライフハックによる時間の効率化の手法を伝える書籍ではなく

人間が80歳まで生きるとした場合、人生はたったの4000週間ととても短いため
本来やるべきことを見極め、行動することが大切だと述べている本です。

この人生の有限性を認識した上ですべてのことをうまくやるのではなく、
本当にやるべきことを見定めてやらないことはやるなということが書いてあります。

読んだきっかけ

ちゅけ

一時期書店で取り上げられている時期があり手にとってみた。
DIE WITH ZEROなどで人生について考えることが多かったので
さらに学んでみようと思ったことがきっかけです。

良かった点・悪かった点

  • 人生で本当に「やるべきこと」を見つけるヒントとなる
  • 小手先の時間効率化ではなくやることを限定することにより
    充実した時間を過ごせるという姿勢であり本質的である
  • 本書で述べられている事柄を行うための実践的な10のテクニックが紹介されている
  • 時間効率術は記載されていないためそれを求めている人には合わない

私が実践していること・感想

ちゅけ

本書では 人生が4000週間しかないと言うことから、非常に短い時間をどのように過ごすかということが繰り返し述べられています

私自身も生産性を上げるため、ポモロードテクニックなどを実践してきた過去がありますが、本書ではそのようなタイムマネジメント術は本質的ではなく、やるべきことを限定してそれに注力することこそが大切であると述べていました。

人間はすべてのことを短い時間に行う事は絶対に不可能です。
ほかの書籍でもよく述べられますが、スティーブン・R・コヴィー博士(7つの習慣著者)の「大きな石からバケツに入れて徐々に小さな石を入れること」という例えに一致するものだと思いました。

私自身は人生で大きな決断をするときには、自分自身が楽しむことができるかということを軸に考えているため少なくても決断のタイミングでは本書の考えを実践できていると考えています。

ですが、仕事上などやらなければいけないことというのは必ず発生します。そんな時に自分が嫌だなと思うこと、正直あります。

しかしそんな嫌だと思う自分を見逃さず「自分は万能ではなく、無力な人間である」という事実を受け入れることで仕事を絶対に集中しなければいけないという苦しみから解放されました。

こんな人におすすめ!

  • いつも時間がないと思っている人
  • 自分がやるべきことは何か考え中の人

総評

個人的評価

ちゅけ

人生は本当に短いゆえやることを絞るべきということを教えてくれる本。

自分自身、生産性の向上は大切にしていましたが、
全てに対して効率化を求めてしまうとやることが多くなり
時間がなくなってしまいます。

だからこそ、今このひと時を大切に過ごすためには何をするべきかを考えさせてくれます。

気になったらぜひ読んでみてね😆