技術書

【縦横無尽に読め】「技術書」の読書術【感想・まとめ】

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書籍情報

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書名:「技術書」の読書術 達人が教える選び方・読み方・情報発信&共有のコツとテクニック

著者名:IPUSIRON 、 増井 敏克

出版社:翔泳社

著者について

IPUSIRON

2001年に『ハッカーの教科書』(データハウス)を上梓。情報セキュリティと物理的セキュリティを総合的な観点から研究しつつ、執筆を中心に活動中。主な書著に『ハッキング・ラボのつくりかた』『暗号技術のすべて』(翔泳社)、『ホワイトハッカーの教科書』(C&R研究所)、『ハッカーの学校』『ハッカーの学校 個人情報調査の教科書』『ハッカーの学校 鍵開けの教科書』(データハウス)がある。近年は執筆の幅を広げ、同人誌の執筆や翻訳書も手がける。執筆以外に、セキュリティカンファレンス「ゆるいハッキング大会」での講演などがある。

増井 敏克

増井技術士事務所代表。技術士(情報工学部門)。情報処理技術者試験にも多数合格。また、ビジネス数学検定1級に合格し、公益財団法人日本数学検定協会認定トレーナーとしても活動。「ビジネス」×「数学」×「IT」を組み合わせ、コンピュータを「正しく」「効率よく」使うためのスキルアップ支援や、各種ソフトウェアの開発を行っている。著書に『プログラマ脳を鍛える数学パズル』『IT用語図鑑』『図解まるわかりデータサイエンスのしくみ』(以上、翔泳社)、『プログラミング言語図鑑』(ソシム)、『基礎からのWeb開発リテラシー』(技術評論社)などがある。

引用元:Amazon

書評

どんな本?

技術書の著者である2人が読書を自分の力にするコツとテクニックを教えてくれる本です。 本書での決定的な特徴は日本で初めての技術書に特化した読書術を指南している本であることです。

次々と新しい技術が台頭しては消えていくIT業界でその技術を学ぶために、技術書を活かして効率的に自分の力にすることができるかどうかが自身のキャリアを左右するといっても過言ではありません。

御社では技術書の選び方、読み方、活用方法を解説してくれます。

読んだきっかけ

ちゅけ

会社で読んでいる人を見て、技術書の読み方について考え方の幅を広げたい!と思ったことがきっかけです!

要約

  1. 技術書における「良書」は読む人のレベルや性格などによりに異なるため自分のレベルに合った本を選ぶのが良い。 レベルが高すぎる場合は一旦斜め読みして、関連するレベルの低い本を読んでから再度読んでみるなどの工夫が必要。
  2. 読書とは目的を達成することができれば、どんな方法で読んでも問題は無い。例えばページを破って持ち歩いたり1冊を読む時間を制限したり、ひたすらマーキングをしたりするなどである。
  3. 読書を自分の能力にするにはアウトプットするのが有効である。手法としては、LTやブログなど様々な方法がある。その上で結果を気にしたり遅すぎると言って戸惑う必要は無い。 偉人でもたくさんの失敗や晩年に傑作を生み出した人はたくさんいる。

良かった点・悪かった点

  • 技術書に特化した読書術を紹介しているので、速読本等とは違いエンジニアに特化した読書方法を学ぶことができる
  • 2人の著者の意見がそれぞれ述べられているため、広い視野で読書術を学ぶことができる
  • 選び方、読み方、使い方と言う章で分かれており、読書術を網羅的に学ぶことができる
  • 当然だが、技術書に特化しているのでエンジニア以外の人にはあまり参考にならない箇所が多い。

感想・まとめ

本書では 技術者の読書術について学びました。 個人的に学んだ点としては新技術へのアンテナとして、新刊の発売に気づく工夫でした。具体的にはhontoや専門雑誌を用いて知ることができるということを知りました。

他にも自身が持っていない知見を手に入れるために、くじ引き読書方であったり、英語の技術書を読むと言うことも非常に興味が湧きました。

読み方の章では 難しすぎるは無理に時間を費やして、今読むのではなく、将来他の本なので、力を身に付けてから再度読むと言うのが効果的であると言うことを学びました。 また読書は1冊ずつ片付けると言う固定観念にとらわれず、同時並行で読んでみると言うのも面白いと思いました。

他にも読書をする際には積極的に書き込みをしたり、ページを破ったり、マーキングするなど破天荒な方法で読書するのも面白いと感じました。読書の目的は本を読むことではなく、知識を身に付けることなので、それぐらい乱雑に本を扱ったとしても、知識を得られるのであれば、それにかなった事はないと改めて考えさせられました。

自分自身は今まで図書館で本を借りたり読んだ本はメルカリで手放すなどやってきたため、どうしても本を汚すことができないと思い込んでいました。 さすがに図書館で借りている本を傷つけるわけにはいかないので、自身で買った本に関しては、今後書き込みを積極的に行い、マーキングし破り捨て、自分の血肉とするようにしようと思います。

こんな人におすすめ!

  • 技術書を読む必要がある人
  • 読書が苦手な人
  • 本をたくさん読む人

総評

個人的評価

ちゅけ

技術書の選び方、読み方、使い方について教えてくれる本

普段の読書スタイルとは全く違った読み方を学ぶことができました。

私自身たくさん本を読むので特に内容が濃い技術書だと身につけるのが大変だと感じていましたが、本書の内容を用いてより効率的に自分の血肉することができるようになりました。

気になったらぜひ読んでみてね😆