書籍情報
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著者について
ジョナサン・ラスマセン
マスター・センセイの一人
ジョナサン・ラスマセンは実務経験豊かな起業家であり、前職では ThoughtWorks 社のアジャイルコーチを務めていた。
ジョナサンは世界をまたにかけたコンサルティングを行っており、一丸となって楽しみながら働ける現場の実現に尽力している。
仕事以外では、息子のホッケーチームのコーチや、カナダの厳しい寒さのなかでのサイクリングを楽しんでいる。
そうした多忙な暮らしの合間をぬって、自身のブログhttp://agilewarrior.wordpress.com を通じて、自分自身のアジャイル開発の経験を読者と分かちあう活動を続けている。
書評
どんな本?
アジャイルコーチ兼マスター・センセイの著者が送るソフトウェアを素早く開発するためのアジャイルソフトウェア開発手法を実践でどのように導入すればいいのかをユニークな言葉で解説をしています。
アジャイル開発が何なのかまた導入するためには具体的にどのような手順を踏めばうまくいくのか、著者の経験を踏まえて教えてくれます。
読んだきっかけ
アジャイル開発について改めて学んでみようと思ったことがきっかけです!
要約
- 要求は必ず変わる。やるべきことはいつでも与えられた時間と資金よりも多い。64%の機能はほとんど使われない。
- アジャイル開発とは価値ある成果を1週間または2週間ごとに届ける開発手法。大切なことに注力してそれ以外のことには手を出さない。
- インセプションデッキとはプロジェクト開始前に聞いておかなければならない10個の質問で構成されている。必ずステークホルダーを含むプロジェクト関係者全員で作ること。
良かった点・悪かった点
感想・まとめ
本書ではアジャイル開発の実践方法について学びました。
ユニークな文章でわかりやすくアジャイル開発手法を教えてくれました。
特に身になったのはユーザーもアジャイルにならなければ真のアジャイルは達成できないということです。ユーザーは開発部門に大体の要件を投げれば自動で作ってもらえると考えがちですが、開発部門はエスパーではないので何を求められているのか話さなければ必ず行き違いが出てしまいます。なのでプロジェクト要員全体で共通認識を持たせるインセプションデッキは非常に重要な役割を持っていると感じました。
他にもアジャイル開発を行うにあたり必要なツールや知恵、手法が多数が記載されており実践するのに十分な量が記されていました。
もし自分がアジャイル開発を率いる立場であったりプロジェクトを率いる立場になった場合はこの本を辞書的に活用してアジャイル開発を有効に進められると考えました。。
こんな人におすすめ!
総評
アジャイル開発とはを初心者のために解説している本
ユニークな文体とともにアザール開発って何をすればいいのかを具体的に解説しているのでとても楽しく学ぶことができます。
気になったらぜひ読んでみてね😆