書籍情報
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書評
どんな本?
ハーバード大学のクレイトン・クリステンセン教授が著書の中で紹介した
「イノベーションのジレンマ」およびクリステンセン教授が説明しているほかのイノベーションの理論を理解するにあたり、周辺知識も含め経済学の基礎から教えてくれる本。
読んだきっかけ
100人のプロが選んだソフトウェア開発の名著に記載があった本
アジャイルメディア・ネットワーク代表取締役の徳力基彦さんが選出しており新しいサービスを生み出したいと考えているエンジニアに対して
おすすめされていたのでぜひ学んでみたいと思ったことがきっかけです!
良かった点・悪かった点
私が実践していること・感想
本書ではクリステンセン教授が提唱している各種イノベーション理論について学びました。
「イノベーションのジレンマ」=数々の改善を重ねてきた優良企業であっても、自社が取り扱っていない技術かつ市場の状況を変えてしまう可能性のある「破壊的技術」を取り入れることは非常に困難な意思決定をもたらすこと。
「破壊的イノベーション」=従来の技術の改善とは全く違った観点から
製品のあり方自体を変えてしまう技術を用いることで
①新たな市場を開拓する(新市場型破壊)
②既存市場の過剰満足の顧客を奪い取る(ローエンド型破壊)
イノベーション。
HDDの市場は4回も短期スパンで破壊的イノベーションが行われており
その度に市場を率いるリーダー企業が変わっていると記されていました。
私は本書よりイノベーション理論を学ぶことにより、それを生み出すためのヒントを貰いました。 今までいくつかの企業の成功例を見ていて、何かしらの法則性はあるんだろうなと思いながらも、学術的な観点からはちゃんと考えたことがありませんでした。
ですが、本書はイノベーション理論を体系建てて説明されているのでとてもわかりやすかったです。ベンチャー企業が既存の大手企業に対して、勝つためには破壊的イノベーションで戦うことが有利であるということを学びました。
こんな人におすすめ!
総評
クリステンセン教授のイノベーション理論について基礎から教えてくれる本。
何も知らない私が読んでもわかりやすかったので
イノベーションがどのように起こるのかということを
基礎から知りたい人にぜひおすすめです。
気になったらぜひ読んでみてね😆